災害発生時、上階のトイレ利用に要注意!断水・浸水・停電した時の水回りの利用方法をTOTOに聞いた | ラジトピ ラジオ関西トピックス

災害発生時、上階のトイレ利用に要注意!断水・浸水・停電した時の水回りの利用方法をTOTOに聞いた

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上階でのトイレ利用には注意しましょう(提供:TOTO株式会社)

ーー停電時のトイレ利用について、教えてください。

「停電時に、一部の機能が使えなくなります。機種ごとに異なりますので、事前にご自宅のトイレの機種、対応方法を確認しておくことが大切です。以下、一部例となります。

・停電時に使えなくなるもの
オート(便器洗浄、便ふた・便座開閉)・洗浄・脱臭・乾燥・きれい除菌等
※便器洗浄、便ふた・便座開閉は手動でお使いいただけます。

・停電時に機能が低下するもの
便座(暖房なしになります)」

ーーレバーハンドルが付いていないウォシュレット一体形便器について、停電時にはどのように水を流せばよいでしょうか?

「レバーハンドルが無いタイプ(ウォシュレット一体形便器ネオレストなど)の機種によっては、手動レバーで流すことができます。電池無しで24時間20回程度、流すことが可能です。停電が2日以上続く場合は、電池を入れていただくことで、手動レバーで137回以上の洗浄が可能となります」

ーーその他の水回りについて、停電時の使用方法を教えてください。

「台所や洗面所のタッチ水栓、タッチレス水栓などは、停電時も手動弁を開くことで、水の出し止めができます。停電復旧後は手動弁を閉じてから、タッチ・タッチレスでお使いいただけるようになります。手動弁の開け閉め方法については機種ごとに異なりますので、TOTOのHPや説明書をご確認ください」

 また、いざというときのために簡易トイレの備えが推奨されています。自宅トイレにセットして使うものや携帯用のもの等がありますが、家族の人数分を備えとして用意しておきましょう。

TOTO株式会社https://jp.toto.com/

(取材・文=ししまる555)

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