新曲『泣きなさんな』はフリ!? 壮大なプロジェクト語る ワタナベフラワー・クマガイタツロウ(1) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

新曲『泣きなさんな』はフリ!? 壮大なプロジェクト語る ワタナベフラワー・クマガイタツロウ(1)

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■壮大なプロジェクト
『泣きなさんな』については、じつは、人気シリーズ『天使にラブ・ソングを…』の最新作の挿入歌への採用を目指したプロジェクトが立ち上げられている。

『天使に…』は、1992年の大ヒット映画。その最新作として第3弾が間もなく公開されるのではないかと話題となっており、『泣きなさんな』はその挿入歌への採用を見据えているのだという。

 映画制作の話題が先なのか、楽曲ができたのが先なのか。問いに対してクマガイは「曲が先」と話し、元々ゴスペルの曲が書きたかったと明かした。彼の妻が『天使に…』シリーズが好きとあって、彼の中でゴスペルと言えばこの映画なのだそう。そのバックボーンが『泣きなさんな』の起点となった。

 クマガイいわく「ゴスペルって、『ゴッドスペル』=神の言葉という意味があるとの説が存在する」そう。クマガイ自身は無神論者で、「人型の神様はいない」とは思っているものの、概念として、哲学として「人の中に神様は存在する」と考えているのだという。「僕も、何かあったら『神様〜!』って(祈る気持ちになることがある)」と、特定の宗教や教団など属するところは無くとも、信じている部分もあると語る。

神妙な面持ちで語るクマガイタツロウ(ラジオ関西のスタジオにて)

 ある日のこと、「友達が、事情があって泣いてたんですよ」(クマガイ)。その頃、新曲の歌詞を書いていたクマガイは、友人の涙をきっかけに“神様の言葉=ゴッドスペル”とは何なのかを考えたのだといい、「(僕なりの)神様なら、友達になんと声を掛けるか?」と思案して出てきたのが、「泣きなさんな」と言うフレーズだったそう。「どう考えても演歌っぽいですけどね(笑)」とクマガイ。

 そして楽曲が出来上がった頃に耳に入ってきたのが、『天使にラブソングを…3』の制作に関するうわさだった。『泣きなさんな』は、同シリーズの1と2を観た経験から生まれた作品だ。主役をウーピー・ゴールドバーグが務める、最後のシリーズ作品が作られる……。クマガイは、同作品にルーツを持つと言えるこの楽曲が、映画の挿入歌にならないだろうかと考えた。現在、挿入歌としての採用を目指してさまざまなことを考えている最中だと言う。

※第2回につづく

☆☆☆☆☆

【ワタナベフラワー LIVEインフォメーション】
『泣きなさんな』配信リリース記念ワンマンライブ「天使にラブソングを…ちょうだい」
日時:2023年8月26日(土) 16:30 オープン  17:30 スタート
会場:神戸ラピスホール(神戸市中央区)
料金:大人3000円 高校生以下1500円 未就学児 無料(ただし要予約)
ライブ情報詳細
ワタナベフラワー オフィシャルホームページ

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