妊娠中のつらい腰痛やこむら返り 対策や予防法は? 悩みや疑問に母子ケアのプロ・助産師が回答 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

妊娠中のつらい腰痛やこむら返り 対策や予防法は? 悩みや疑問に母子ケアのプロ・助産師が回答

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 はじめての妊娠や出産。スマホで何でも検索してしまい、不安が募ることもしばしば……。そこで、第一子妊娠中の筆者も感じている産前の悩みや疑問について、『産前産後ケアホテル ぶどうの木』の助産師に聞きました。今回は“妊娠中期から後期”についてです。

お腹が大きくなるとさまざまな悩みが出てくるもの
お腹が大きくなるとさまざまな悩みが出てくるもの

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◆「安定期」なのに体調が安定しない……

 胎盤が完成する妊娠16週~27週は一般的に「安定期」と呼ばれ、体調も安定してくる頃です。しかし、安定期に入ってからも体調が悪い日がしばしば……。お腹の張りを感じたり、背中の痛みにより眠れなかったり、不調を感じる日も多くあります。

 母子ケアのプロでもある助産師にそんな悩みを打ちあけたところ「体調が悪い場合には無理せず、リラックスできる方法を探すことが大切!」とのアドバイスが。今は、赤ちゃんの成長に伴ってお母さんの体も日々変化している時期。「体調が悪い日があっても大丈夫」という言葉で、心が軽くなりました。

◆気になる「お腹の張り」

 妊娠中のお腹の張りは、子宮が収縮している状態。お腹が張った場合には、左側を下にし、膝を曲げて横になると良いそう。しばらくゆっくりしたら、張りも治まってきます。しかし、痛みを伴う場合や、家事ができないくらいお腹が張っている場合には、産婦人科を受診するか、電話で相談することが大事だそうです。

 また、病院を受診すると「安静に過ごすように」と言われることも。その場合には、張りが治って、お腹がやわらかくなるまで休みましょう。少し休んで、また動いて張るようなら、引き続き安静に過ごしてください。

◆妊娠中の腰痛 「骨盤ベルト」は付けてもいい?

 お腹が大きくなると気になってくる腰痛。その対策として、産前から骨盤ベルトを使用することも有効的とのこと。しかし、使用法を間違えると足がむくんだり、腰痛がひどくなったり、症状が悪化することもあるそう……。骨盤ベルトは、医師や助産師の指導を受けてから、正しく使用しましょう。

つらい腰痛は医師や助産師に相談しましょう!
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