TikTokにInstagram…広告媒体増加による影響 マーケティング業界の現状とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

TikTokにInstagram…広告媒体増加による影響 マーケティング業界の現状とは

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 統計学や心理学をベースに、広告を運用するマーケターがラジオ番組に出演。広告媒体の増加にともなう影響や、マーケティング業界の現状について語った。

アナグラム株式会社の代表取締役・阿部圭司さん

 ラジオ番組『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西)の8月5日放送回に出演したのは、アナグラム株式会社の代表取締役・阿部圭司さん。FacebookやGoogleをはじめとしたWeb広告運用に、統計学・心理学の考え方を応用。100人ほどの従業員とともに、クライアントの事業サポートを行っている。

 FacebookやGoogleのほかに、TikTokやInstagramなどWeb広告媒体の数は増加の一途をたどっている。そして、TikTokにはTikTokの、InstagramにはInstagramのユーザーがそれぞれに存在しており、それらはすべて別の存在だ。つまり、一部重なる部分はあるもののユーザーが分散していることを意味する。

 数ある広告媒体のなかから、YouTube広告の傾向を紹介。阿部さんによると、YouTubeの広告は「人の行動を邪魔する広告」、つまり「基本的に嫌われる広告」といわれているのだとか。その前提条件を踏まえて「どうアテンションを取るのかは、クリエイティブを考えなきゃいけない」としたうえで、「ただ(広告を)流せばいいというフェーズは終わっている」と業界の現状に触れた。

 Web広告への出稿によるユーザー集客から購入に至るまで、これまではインターネット上で完結していたものが、時代の移り変わりとともに変化しているという。ECサイトなどで人気に火がつき、ポップアップ店舗などの実店舗を出すクライアントが増えているのだ。

 実店舗を訪れたファンは「ここまで来たんだ!」と喜び、そんなファンの姿を見ることはブランド側の刺激へとつながる。この現象について、阿部さんは「こだわりと経済合理性を分けて考えるのは、これからの時代には必要かもしれない」と語り、今後の広告運用にも影響を及ぼす可能性を示唆した。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2023年8月5日放送回より

アナグラム株式会社の代表取締役・阿部圭司さん(写真中央)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同右)と田中大貴(同左)


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『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティーを務める。


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