「“好き”や“ワクワク”を原動力に」 スポーツエンタメに新たな風 スタートアップ企業が目指す未来 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「“好き”や“ワクワク”を原動力に」 スポーツエンタメに新たな風 スタートアップ企業が目指す未来

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 自分にとってのイチオシを応援する“推し活”。もともとはアイドルやアニメキャラクターなどを応援する活動を指したが、いまや世間に広く浸透し、その対象はスポーツチームやアスリートなども含まれるように。推し活はさまざまあるなか、「スポーツ」と「エンタメ」が融合した新たなサービスがいま、若手社長が率いるスタートアップ企業のもとで展開されている。

 ファンシステム「ORICAL(オリカル)」を運営するのは、2017年に設立したスタートアップ企業・株式会社ventus。その代表取締役CEOを務める梅澤優太さんが、8月12日放送のラジオ番組で、起業のきっかけや今後の展望について語った。

株式会社ventusの代表取締役CEO・梅澤優太さん

「ORICAL」は、スポーツ選手のデジタルトレーディングカードをコレクションしながら、自身の「応援」「推し」を発信することができるサービス。プロ野球・埼玉西武ライオンズ公式「L COLLECTION」や日本相撲協会公式「大相撲コレクション」、女子プロレス団体・スターダムの公式「スターダムカードパーティー」など、ジャンルは多岐にわたる。テクノロジーとクリエイティブの力を駆使した、ユニークな機能が満載だ。

 梅澤さんが同社を立ち上げたのは、今から6年前、同氏が東京大学在学中のことだった。サッカー少年であると同時に、スポーツ観戦が好きだったという梅澤さん。「ビジネスでスポーツに関わりたい」という思いがあり、学生起業のきっかけは「背中を押してくれる仲間やお金がちゃんと集まったタイミングで、その目標を形にしたのが学生のときだった」という。

 1997年生まれの梅澤さんは、現在26歳。社員の半分以上が自身よりも年上であるため、マネジメントを行ううえで「会社のビジョンをしっかりと浸透させるために『うちの会社のカルチャーはこうだから』というのをとにかく言い続ける」ことを徹底しているのだそう。「会社における“正義”“正しいもの”に応じてしっかりやっているよ、ということを伝えています」と述べた。

 今後の展望について「いずれは国内すべてのスポーツエンターテインメントに関わって、ファンの方に価値提供をしたい」と明かした、梅澤さん。「デジタルを介することで、試合に来たくなったり実際の選手を見たくなったり、逆にリアルが輝くこともあると思っていて。そんな新しい体験を作り出せるコンテンツを作り続けていきたいです」と熱い思いを語った。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2023年8月12日放送回より

株式会社ventusの代表取締役CEO・梅澤優太さん(写真中央)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同右)と田中大貴(同左)


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『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティを務める。


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