近藤さんの母も「コード付き掃除機のほうが吸う」と長年愛用しているそうですが、「進化している今はコードレスも同じくらい吸える」と断言した近藤さん。そのうえで、「これも思い込みというか、一種の執着だと思うんです。愛着と執着の違いは大きい。執着に愛はない。愛着のあるものを大事に使うのと、執着で手放せないのは全然違う」と一喝しました。
ただし、「無理はしたらダメ」「自分の心とちゃんと話し合って」と、無闇に手放すことは後悔につながるともアドバイスしました。
ほかにも「長年乗った愛車」「元カノへの執着」「電子レンジと炊飯器」など、手放したものはさまざま。いずれも共通していえるのは、「手放したことで新しい出会いや気づきがあった」ということです。
愛着のあるものを捨てること、長年の考え・習慣を手放すことには勇気が必要です。無理に手放す必要はないものの、手放すことで新しい何かが訪れたり新たな発見があることも事実。“手放す”ことは、自分にとってどのような存在なのかを改めて考え直すチャンスでもあるのかもしれません。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2023年8月21日放送回より