Perfume衣装展 9日開幕! メンバー感慨ひとしお「私たちの結晶」「いろんな方の愛でできた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

Perfume衣装展 9日開幕! メンバー感慨ひとしお「私たちの結晶」「いろんな方の愛でできた」

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 3人組人気ユニット・Perfumeの楽曲、ライブなどの衣装約170着を一堂に展示する特別展「Perfume COSTUME MUSEUM」が、9日から神戸市中央区の兵庫県立美術館で開幕します。それに先立って、7日に同館でメディア向けの内覧会が開かれ、Perfumeのあ~ちゃん、かしゆか、のっちも来場。グループにとって初となる大規模衣装展の魅力などを語りました。

 9月9日(土)から11月26日(日)まで開催される同展では、Perfumeが2005年にメジャーデビューしたときの楽曲「リニアモーターガール」のミュージックビデオで着用した衣装から、最近の衣装まで、3人が着用してきたコスチュームが一堂に会します。館内ではそのヒストリーを時系列に1~3章まで紹介し、4章ではステージ衣装を特集。また、メンバーそれぞれのお気に入りの衣装をセレクトしたコーナーも設けられています。

 2年ぶりの来神となったPerfumeの3人は、第4章の展示室で行われたトークセッションに参加しました。兵庫県立美術館という国内屈指のアートの舞台で、自分たちの歴史が詰まった衣装が勢ぞろいした様子には、一同が驚いていたようです。

「まさかこんな大きな県立美術館さんで、私たちの歴代の衣装を飾ってくださるとは、本当に夢にも思っていませんでした」というのは、かしゆか。「いろんな方の愛でできた展示だと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います」と、感慨ひとしおの様子。

 あ~ちゃんも、「そのときに最善を尽くしてきた私たちの結晶みたいなものがたくさん飾られている姿を見ると、いくつもの思いがいっぱいよみがえってきて、私たちは、ただ観ているだけじゃなく、グーッとこみあげてくるようなものもありました。私たちがやってきたことというのは、こういう衣装にも刻まれているんだなということにも気づけた、そんな展示でした」と、衣装展を通して気づきを得たと言います。

 また、のっちも、「(衣装は)時代をともに歩んで戦ってきた、分身のような、大切な存在が、こうやって美術品として飾ってもらっているのを見て、やっぱり感慨深かったですね。ステージに立っているPerfumeのお客さんって、こういう気持ちなのかなと。すごく華やかだし、存在感もすごいし、というのを今日、改めて感じました」と、Perfumeをファン目線でとらえる新たな発見もしていました。

 メンバーは、それぞれのお気に入りの衣装をセレクトしたときの思いも明かします。

「丈の長いものが好きで、揺れ感が出たり、ドレープでダンスがきれいに見えたり、踊るときに表情が出る服がすごく好きだなということに気付きました」(かしゆか)

「好みがバレた、という感じで、ちょっと恥ずかしいなぁと思って見ていました。かわいらしくて、パッと着るだけでセーラームーンに変身したみたいな感じの、華やかなものが好きですね」(あ~ちゃん)

「私はクールだったり、ボーイッシュなほうだと思っていたのですが、改めて自分が選んだ衣装を見てみると、すっごくかわいらしいものを選んでいて、キュートな自分のことも好きなのかな、みたいな。自分の好みがわかった展示でしたね」(のっち)

 最後にPerfumeの3人は、改めて見どころを語っていました。

「3体同じ衣装でありながら、それぞれの個性が出せる部分を一番Perfumeの中で衣装が担ってくれている。それぞれの違いを見るのも面白いですし、Perfumeを知らない方にとってはいろんな発見があると思うので、ぜひいろんな方に見ていただきたいです」(かしゆか)

「私たちだけでなく、私たちの衣装も、本当に心から愛してくれて大切に思ってくれている人が、こんなにたくさんいるんだということ、そして、いろんな仕事があるんだなということを、私たちを通していろんなことを知ってもらえれば。興味を持ってもらえるきっかけになったらいいなと思っています!」(あ~ちゃん)

「私たちの衣装の歴史を4章にわけてくださったんですが、その変換点も、自分自身もとても興味深く見させてもらいました。それを皆さんにも体験してもらいたいのと、あと、こんなに近くで、生地の違いだったり、『ここはストレッチ素材なんじゃ~!』とか見ていただけるのも楽しんでもらえるかなと思います」(のっち)

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