アンドロイド、厳粛に…大阪・関西万博 石黒浩氏プロデュース・パビリオン 安全祈願祭 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アンドロイド、厳粛に…大阪・関西万博 石黒浩氏プロデュース・パビリオン 安全祈願祭

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 大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)が開催される人工島・夢洲(ゆめしま 大阪市此花区)では、海外パビリオンの建設遅れが深刻な問題となっているが、企業や団体、アーティストがプロデュースするパビリオンについては、この夏、続々と着工準備に入っている。

大阪・関西万博会場の人工島・夢洲<2023年9月7日撮影>
夢洲での民間企業・団体のパビリオン建設については、着工が相次ぐ<2023年9月7日撮影>

 こうした中、大阪・関西万博のテーマ事業「いのちの輝きプロジェクト」を具現化する8人の各プロデューサーが作る”シグネチャーパビリオン(テーマ館)”の1つで、ロボット研究の第一人者、石黒浩・大阪大教授のチームが13日、パビリオン着工を前に大阪市内の神社で安全祈願祭を執り行った。
 祈願祭にはアンドロイド(人間そっくりなロボット)も出席した。

石黒浩・大阪大教授のチームによる安全祈願祭 <2023年9月13日 大阪市内>
石黒浩氏が開発したアンドロイド「エリカ」 ©FUTURE OF LIFE EXPO2025

 石黒氏がパビリオンのテーマとして挙げるのは、「いのちを拡げる」。 技術と融合することにより、いのちの可能性を拡げる。協賛企業は長谷工コーポレーション。建物現物協賛という形式を取る。

石黒浩氏(左)とアンドロイド「エリカ」©FUTURE OF LIFE EXPO2025

 8人のプロデューサーが担うテーマ館のうち、石黒氏と中島さち子氏(協賛企業・大和ハウス工業)の各パビリオン以外の6つについては、2023年8月までに日本国際博覧会協会が入札によって建設事業者を決めた。

石黒浩氏プロデュースパビリオン 外観イメージ図 ©FUTURE OF LIFE EXPO2025
石黒浩氏プロデュースパビリオン 内部イメージ図 ©FUTURE OF LIFE EXPO2025

 石黒氏はこの日を迎え、「50 年後、1000 年後のいのちの在り方を創造し、展示することで忘れがたいいのちの体験をお届けします。建物はいのちの象徴でもあり、無機物と有機物を結びつける要素である水に着目し、水景を生かした建築表現となっております。皆様と未来を感じられるパビリオンをつくります」とコメントした。


石黒浩プロデュース「いのちの未来」 オフィシャルサイト

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