9月に入ってもまだ30℃超えが続く毎日ですが、秋の味覚は続々と登場。「兵庫デスティネーションキャンペーン」に連動した神戸ポートピアホテル（神戸・ポートアイランド）のレストランフェア「HYOGOスペシャリテ」も、9月から秋バージョンに突入しています。
摂津・播磨・但馬・丹波・淡路からなる兵庫五国の食を体感してもらおうと、館内の各レストランは地元・兵庫の秋の味覚が満載。なかでも、本館2階にある「ダイニングカフェSOCO」ではメイン料理が「えびすもち豚入りハンバーグ」か「赤エビ入りクリームコロッケ」を選べる洋食ランチを展開しています。
淡路島と言えばタマネギやハモが有名ですが、今回、ハンバーグに使用している南あわじ特産の「えびすもち豚」もいま人気急上昇中。糖度の高いバナナを飼料として育て、脂身に独特の甘味がありますが、くどくないという究極の豚肉。えびす様のほっぺたも落ちるほど柔らかいもち豚という意味で命名されました。これを黒毛和牛と合い挽きにして濃厚でしっかりとしながらもジューシーなハンバーグに仕上がっています。サイドには兵庫県産のきたあかりや紫色が映えるシャドークィーンをジャーマンポテト風に添えてあります。
もうひとつのメニュー、赤エビは、新温泉町の浜坂漁港から。ここは全国有数の松葉ガニやホタルイカの水揚げを誇りますが、秋のおすすめはなんといっても赤エビなんです。甘エビと同じくらいの大きさで、香りが強く、ぷりっ、とろっとした食感が特徴。これを殻まですべてすりつぶしてクリームコロッケに仕上げたというものです。一口含めば赤エビの香ばしいうま味が口の中いっぱいに広がります。これには兵庫県産のトマトのなめらかなソースと、付け合わせはカボチャやナスの素揚げにチーズグラタンがトッピングされています。
さあ、あなたはどちらを選びますか？ このメイン料理にプラスでサラダ・スープはビュッフエ形式で好きなだけ、そしてパンまたはライスとコーヒーがついて3000円はお得感満載です。
ほかにも神戸ビーフ、播州赤どり、瀬戸内の紅葉鯛、淡路の名残りハモや完熟タマネギ、明石のハリイカ、赤穂の天塩プレミアムなど使った料理を、神戸ポートピアホテルの館内各レストランで味わうことができます。レストランフェア『HYOGOスペシャリテ～秋編～』は10月31日（火）まで開催されています。
まだまだ残暑厳しい9月、まずは舌から兵庫五国の実りの秋を感じ始めてみませんか。（羽川英樹）
