動画を撮影したゆきまる君の飼い主さんに話を聞きました。飼い主さんはYouTubeチャンネル『タイハクオウムのゆきまる』を運営しています。
ーーゆきまる君の反応について、いかがでしたか?
「マイクロファイバーの見た目や感触が気になるんだろうなぁ、もっと違うものにも触れさせてあげたいなと思いました。ゆきまる君はいつも気になるものはじっくり見ているのですが、今回は普段見ないような『見』だったので、可愛かったです。
ちなみに『見』というのは、ゆきまる君が観察しているシーンを表していて、動画では大きな一文字テロップで表現しています。ゆきまる君の『見』のシーンは、視聴者さんからも人気のシーンです」
ーーマイクロファイバーの他にもゆきまる君が興味をもったものはありますか?
「柔らかめのタオルも不思議そうな反応を見せてくれました。生地が平らになっているタイプのマイクロファイバーでもじっくり見ていたので、柔らかめなものや足触りがいいものを好むようです。ただし、柔らかめの人工芝マットはガサガサ感が気に入らなかったようで、くちばしで掴んで投げ捨てられました(笑)」
ーーゆきまる君との生活で大変なことや意識していることはありますか?
「特に大変と思ったことはありませんが、割と『かまってちゃん』なので困るときがあります。例えば仕事でスマホを使っていると、わざとスマホを使っている手にゆきまる君が潜りこんできて、誤タッチしてしまうことがあります(笑)
また、最近ではお皿洗いの様子が気になるみたいで、洗いものをしていると肩に飛んできます。ゆきまる君が肩に乗っていると洗いにくいので、床や椅子に移動してもらうのですが、すぐにまた飛んできて、肩で『見』している状態です。可愛いんですけど、ちょっとわずらわしいです(笑)
とはいえ、微笑ましいことばかりなので、大変だとは感じていないですね。意識していることも特になく、手のかからない(でもかまってアピールは強め)息子って感じです。一般的にオウムは雄叫びをあげたり、声量も大きいことが多いのですが、ゆきまる君はほとんど鳴かないし、たまに鳴いても口笛を吹く程度の声量なので、本当に手がかかりません」
ーータイハクオウムの魅力を教えてください。
「タイハクオウムは知能が非常に高く、寿命も長いので一生を共にするパートナーとして魅力的です。スキンシップを好む個体も多く、反応が人間に近いので一緒にいて飽きません。ただし個体差は大きく、ゆきまる君のようにおとなしめな子もいれば、騒がしく遊ぶのを好む子もいます。
また、環境によって性格が多少変化するところもあります。ゆきまる君は苦手なものも多かったのですが、年齢とともに克服したものばかりです。一緒に過ごしていく中で、そのような成長に気付くことがあり、まさに魅力あふれる存在だなぁと感じています」
チャンネル登録者数13.5万人のYouTubeチャンネル『タイハクオウムのゆきまる』や、X(旧Twitter)(@Chan_Peee)、Instagram(@angelic_white_cockatoo)、TikTok(@okunoyukimaru)では、ゆきまる君と家族の楽しい日常を見ることができます。
(取材・文=五ヶ瀬あお)