岡山県奈義町は、鳥取県との県境の町で、中国山地の秀峰那岐山の麓に位置し、空が広く感じられる開けた地形で、四季折々の美しい自然に恵まれている。
町には観光地として、奈義町現代美術館やなぎビカリアミュージアム、国指定天然記念物の菩提寺のイチョウがある。特産物としては濃厚な霜降りで肉本来の豊かな風味と脂肪のとろけるような甘みが口の中に広がるなぎビーフや、繊維が細かく歯切れがよく肉質がやわらかくさっぱりしているのに芳醇な甘みが口に広がる脂質が魅力のおかやま黒豚、菜の花を緑肥として活用した菜の花米、粘り気が強く美味な黒ぼこ里芋などがラインナップ。
そんな奈義町で9月30日(土)、芸術と肉のコラボイベント「ARTdeMEATNagi2023(アートでミートなぎ2023)」が開催される。なぎビーフやおかやま黒豚を堪能できる肉料理と奈義町現代美術館の芸術体験、そして音楽が町を彩るという。
昼の部は、午前10時から午後2時までで、来場は無料。旨味たっぷりの奈義和牛串焼きが無料配布されるそうだ(先着1000名限定、1名につき1本)。また「なぎビーフの牛丼」や「おかやま黒豚の豚丼」の販売、町内の飲食事業者の出店でさまざまな肉メニューを味わえる。ほかにもバルーンアートや音楽体験など家族で楽しめるイベントが用意されているとのこと。
夜の部は午後5時から午後9時までで、限定500名が参加可能(有料)。5人のシェフによる「なぎビーフ」や「おかやまや黒豚」を使った自慢の料理をアートな空間で味わう上質なひとときを届けてくれるという。また、音楽ライブは電子打楽器で有名なマサキングと岡山フィルハーモニック管弦楽団による素敵なハーモニーも堪能できる。
イベント自体は4年振りで、前回よりもパワーアップしているとのこと。昼の部はカジュアルに、夜の部はちょっと贅沢に……秋の1日、アート&ミートで心とお腹を満たすのもいいかもしれない。
※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル!』2023年9月28日放送回「岡山県北ハッスル情報」より
◆ARTdeMEATNagi2023(アートでミートなぎ2023)
詳細はこちら