人気の点心9種と、主菜に焼飯または香港ヤキソバのどちらか1品が選べる「飲茶ミニセット」(1700円)もいただきました。
点心9種は、香港出身のシェフが作るこだわりの品ばかり。「海老餃子」「水晶餃子」「豚肉焼売」「牛肉焼売」「海老の腸粉(ちょうふん)」「広東風春巻き」「大根もち」「鳥とエビの五目もち」「ごま団子」など、多種多彩なラインナップに見ているだけで心がおどります。
餃子と焼売の皮は、すべてイチから手作りしているのだそう。1つずつ切って伸ばし、餡(あん)を包んで作っているといいます。なかでも、「水晶餃子」の皮には抹茶が練り込まれており、ほんのり甘い抹茶の香りが口いっぱいに広がります。
「海老の腸粉」は、米粉で作った海老の蒸し春巻き。とろとろ&モチモチ食感で、パクチー入りの自家製ダレがクセになります。「大根もち」は、ペースト状の大根に干しエビと金華ハムを練り込んだ料理。香港ではお正月に食べる伝統料理のひとつで、縁起のいい食べ物として知られているのだとか。海老のうまみに加え、ほんのりとごま油の風味が感じられ、スナック感覚で食べられました。
営業部長の簡智成さんは「製法、食材ともにこだわりの詰まった点心を、たくさんの人にお手頃価格で食べてもらいたい」と語ります。海外旅行気分を味わいながら本格香港料理が楽しめる、神戸元町の「香港茶楼」でした。
※メニュー、価格などの情報は取材当時のものです。
(取材・文=中村葵、細田真帆)
※ラジオ関西『笑福亭鉄瓶のまんてんラジオ』、「あおいとゆうりの㎎2(もぐもぐ)ダイアリー」2023年9月18日放送回より
◆「香港茶楼」
〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-2-3 ニューグランドビル2階
(各線元町駅より徒歩2分)
営業時間:【ランチ】11:30〜15:00(L.O.14:30)、【ディナー】17:00〜20:00(L.O.19:30)
定休日:水曜日
【放送音声】2023年9月18日放送回