JR西日本は、大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)に向け、公式キャラクター「ミャクミャク」をデザインしたラッピング列車の運行を開始する。 開幕500日前の2023年11月30日から。
会場の人工島・夢洲(ゆめしま 大阪市此花区)へのアクセスルートとなる「ゆめ咲線(桜島線)」と「大阪環状線」で期間終了まで運行する。
列車は8両で1編成。ミャクミャクのコンセプトは、細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。
白地の車両に、分かれたり増えたりする「細胞」を表現する赤色と、流れる様に形を変えることができる「清い水」の青色をベースに、ミャクミャクと公式ロゴマークがあしらわれている。
JR西日本は今後、広報・プロモーション協賛契約を締結した日本国際博覧会協会とともに、機運醸成に向けた取り組みを推進する。
博覧会協会では、大阪・関西万博会場の夢洲への場者が、会期中、1日最大で約20万人以上と予想されることから、会場へのアクセスを円滑にするための「来場者輸送具体方針(アクションプラン)」を策定している。
夢洲が人工島のため、アクセス手段が限られることから、主な輸送プランとして▼JR西日本・ゆめ咲線(桜島線)の鉄道2路線(ゆめ咲線は桜島駅からシャトルバス連絡が必要)、▼大阪メトロ・中央線、▼シャトルバスが通行する高速道路「淀川左岸線(2期・大阪市此花区~大阪市北区)」の3つのルートを設定している。JR、メトロは増便する見込み。(※アクセスルートの詳細は2022年10月現在。今後更新、修正の可能性もある)