ーーあいさんの骨折の状況を教えてください。
「今年の年明けに家の小上がりから転落してしまい、左肘を骨折してしまいました。4日間入院し、全身麻酔で骨移植の手術をして、全治1年の大怪我でした。日常生活がままならず、痛みも酷く、入院期間中は情緒不安定になった時期もありましたが、退院して、やっぱり家族と過ごす時間が大好きだなぁと思いました」
ーーお兄ちゃんとのお弁当作りはいかがですか?
「長男の気持ちがとても嬉しいです!私が退院してからずっと、毎回のお弁当作りもですが、食事の配膳も毎日手伝ってくれています。お兄ちゃんのその気持ちで、私の怪我も治りそうな気がするし、早く治さないとなぁと思います。
動画は保育園で次男のクラスだけお弁当の日のことだったのですが、何日も前から『にいにが作ったるからな!』と張り切って次男に伝えていました。私は唐揚げを揚げただけで、あとは本当に長男一人でお弁当を作りきりました。次男はよくわかってなさそうでしたが、それでもなんだか嬉しそうにしていた気がします。それ以上に長男が満足そうでした。
私は朝7時には仕事に出かけないといけないので、正直なところ朝はバタバタして、長男がお弁当を作ってくれて楽になったと思うことは難しいのですが(笑)。それでも本人がやりたいと言ったらできるだけやらせたいし、その気持ちを大切にしてほしいなと思います」
ーーお弁当作りを始める以前から、お兄ちゃんと一緒にお料理をする機会は多かったのでしょうか?
「もともと私も夫も料理が好きで、長男が1歳のころから、一緒にパン作りやホットケーキを作ったりしていました。絵本を読んで、それをイメージしながら作ることが多かったです。晩御飯のお手伝いも、玉ねぎの皮を剥いたりハンバーグを焼いたりすることは元からしていました。ですが、私が怪我をしてからは、私を助けてあげるという感じで、息子から『やったる!』と言って手伝ってくれることが増えました。
長男が1歳なりたてのころに初めて一緒にしたパン作りでは、私と夫がほぼ2人で作りました(笑)。長男も生地を綿棒で伸ばしてる風なことをしましたが(笑)。横で見て料理って楽しそうって思ってくれたらなーなんて思っていました。1歳後半からはフルーチェやホットケーキなどの混ぜる作業をさせたり、サンドイッチなどの野菜を挟む作業をさせました。
2歳でクッキーの型抜き、3歳でホットケーキを一緒に焼く、そして4歳からは包丁デビューと、少しずつレベルを上げていきました!次男は長男を見て真似をしたがるので、1歳後半からキッチンに入らせました。玉ねぎの皮剥きや混ぜるなどの安全な作業をさせてます。2歳になってから、おにぎりを作ってもらいました」
ーーお兄ちゃんは、料理の他に好きなことはありますか?
「長男が四六時中してても飽きない遊びは、間違いなく虫取りです。夏は朝から夜まで、永遠にやっていましたね。得意なことも虫取りで、本当に5歳児の中では、虫を捕まえるのがめちゃくちゃうまい方だと思います(笑)。昆虫の知識もすごいですね。
長男は料理も好きですが、まだ子どもなので、ずっと料理をしていたい!というほどにはハマっていません。料理をするときは本人がやる気があるときにしかやらせてないので、楽しんでいるようです。どちらかというと、料理が好きというより、誰かに作ってあげたいという気持ちが強いようです」
ーーInstagramでは、料理やおうちのインテリアなど素敵なライフスタイルの投稿をされていますが、もともとあいさんも料理などが得意だったのでしょうか?子育てのコツも教えてください。
「私はお菓子作りは15歳から、料理は19歳ころからハマりました。私自身が子どものころ、母とお菓子作りをしていて、楽しかった記憶として残っています。インテリアは小学生のころから大好きです。子育てのコツ……!なんて全然言える立場ではないですし、私が教えて欲しいくらいです(笑)。日々勉強中です。
意識していることは、息子目線で息子のやる気や好きなことを大切したいなぁと思ってます。人間、やる気と好きという気持ちがあれば、力を伸ばせるなぁと思っています。やる気を出させるために、めちゃくちゃ褒めたり、シールなど、目で見て成長がわかるものを用意してみたりはしています。
息子たちは兄弟喧嘩もよくしていますが、兄も弟もお互いが大好きです。とはいえ、実は長男は反抗期まっただ中で、私もつい冷静になれず、あとで反省するときもあったりするのですが、それでも長男はこうやって優しいところもたくさんたくさんあって、良いところを見てあげないとなーって日々思います。これからも弟思いなカッコいいお兄ちゃんであってほしいし、可愛い可愛い私の息子たちです」