その後、2025年春ごろに「南地区賃貸棟(地上39階、地下3階 東・西棟の2つで構成される)」が開業し、全体としては2027年春ごろの開業を予定している。
■関西のタワーマンション最高値 最上階は「25億円」王宮をイメージしたタワーマンション登場
こうした中、積水ハウスなどが12日、「うめきた2期」で建設中のタワーマンション『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE(ザ・ノース レジデンス)』の概要を発表した。46階建てで、総戸数は484戸。完成は2025年12月、入居開始は2026年3月の予定。最上階の1部屋は25億円(税込み 46階・2LDK 305平方メートル)で分譲する。関西のタワーマンションでは過去最高額となる見込み。
このほか、日本では珍しい、愛車を専用エレベーター(カーエレベーター)で各住戸まで運び、リビングで見て楽しむカーギャラリーを備えた部屋もある。床構造は音や振動が極力伝わらず、緩衝材を使用してガラスも二重という防音空間となる。カーギャラリー付きの部屋は5~18階で28戸(最上階には設置しない)。シンガポールや台湾、アメリカ・マイアミの高級住宅街で例があるという。
災害時などの停電時に稼働する「電力融通システム」も特色。大阪ガスと共同開発した日本初の仕組みで、全住戸に備えた家庭用燃料電池と非常用発電機の組み合わせで、停電後約72時間、エレベーターや給水ポンプ、各住戸に電力を供給し、ライフライン機能を維持する。
その他の住戸の分譲価格は、最安値でも1億円前後を想定している。うめきた公園に近接し、“次代の王宮”をイメージしたデザインにする。
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・サウスパーク全体(ひらめきの道~サウスヒル) ※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・サウスパーク全体(ひらめきの道~大屋根)※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・パークタワー、ゲートタワー間から南公園 ※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
【 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」オフィシャルサイト】
【 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」オフィシャルサイト】