谷村新司さんの青春『ポートジュビリー』「恋も何もかも神戸」 アリスへの想い「いつでもやれる喜び」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

谷村新司さんの青春『ポートジュビリー』「恋も何もかも神戸」 アリスへの想い「いつでもやれる喜び」

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 ロック・キャンディーズ解散後、堀内孝雄さん、矢沢透さんとアリスを結成。数多くのヒット曲を生み、活動停止後もソロとして活躍中だった谷村さんは、レコーディングで訪れたニューヨークでチイさんと久しぶりに再会。あれから20数年が過ぎていた。

「ニューヨークでチイが運転する車に乗せてもらってイーストリバー沿いを走ったとき、胸がいっぱいになった。『むかし、僕がいつもチイをこうやって送ってたんやな』って。そうやって時が流れてまた会えるのが最高。再会って素敵やなって思うね」。

 そして、デビュー以来自身の歩んできた30年を「したいことしてきただけの30年。今、どれだけ全力でやれるか、ベストでやれるかだけ。だから31年がどうなっているかわからないし、『気が付いたら40年だった』、それもまたいいやろうし」と振り返った上で、「僕の中ではロック・キャンディーズとアリスは永遠に消えないバンドやね。『またいつでもやれる』という喜びが二つあるっていうのは幸せなこと」と語っていた。

 またいつでもやれる……という言葉が今は悲しく響く。しかし谷村さんの音楽はいつまでもファンの心に生き続ける。谷村新司さんのご冥福をお祈りします。

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