吉本興業ホールディングス株式会社(HD 本部・大阪市中央区/東京都新宿区)が18日、大阪・関西万博の民間パビリオン構想発表会で、「よしもと waraii myraii(わらい・みらい)館」の概要を発表した。
大阪・関西万博の民間パビリオンは、吉本興業HDのほか、バンダイナムコHDやパナソニックHD、パソナ、ゼリ・ジャパン、NTTなど計13企業・団体が2022年2月までに内定。 すでに5つのパビリオンが着工し、残りの8つも2024年3月までに着工する見通し。
「よしもと waraii myraii館」は、丘の上に浮かぶ笑顔の球体(吉本興業のロゴマーク・直径約20メートル)をメインエントランスに、さまざまなイベントやショーを行う広場で構成。
泉正隆・吉本興業HD代表取締役副社長は、「SDGsの先にある本当の『いのち輝く未来』のために、笑いの可能性を拡げていくこと」をコンセプトに挙げた。「分断と対立の世の中に、”笑いの力”を示したい」と意気込み、来場者と来場者が双方向に発信する体験型パビリオンを目指す。言葉や文化を超えて世界の子供たちが笑顔でつながることができる楽しい展示やコンテンツを展開するという。
■小さな微笑みから大笑いまで…笑顔から生まれる幸せ