「あたり前田のクラッカー」 誰もが知る名フレーズの誕生秘話 おうちで簡単アレンジレシピも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「あたり前田のクラッカー」 誰もが知る名フレーズの誕生秘話 おうちで簡単アレンジレシピも

LINEで送る

この記事の写真を見る(8枚)

―――「あたり前田のクラッカー」の現在は?

【藤岡さん】 発売から70年近くが経つ現在も変わらず販売中です。ここ数年で言うと、仁徳天皇陵古墳(大山古墳、大阪府堺市)が世界文化遺産に認定された際には、堺市の公式キャラクター「ハニワ部長」とコラボした限定パッケージを販売しました。スポーツ振興にも力を入れているため、某サッカースタジアムの来場者プレゼントとして配布も行っています。

さらに最近は、SNSでアレンジレシピを発信しています。数あるレシピのなかでも私のお気に入りは「ふりふりクラッカー」で、レンジで温めたクラッカーをカレー粉やハチミツなどと一緒に袋に入れて振るだけ。たったこれだけで、さまざまなフレーバーのクラッカーが楽しめるんです。

これからは、“親父ギャグ”の「あたり前田のクラッカー」ではなく「前田製菓のクラッカー」として知ってもらえるよう、さまざまな楽しみ方を提案すべく計画中です!

「ふりふりクラッカー(ハニーココナッツ)」
「ふりふりクラッカー(カレー)」

☆☆☆☆☆

 誰もが一度は聞いたことのある名フレーズ「あたり前田のクラッカー」。当時、多くの人々が目にした商品は、発売から半世紀以上が経った今も変わらず愛され続けていることがわかりました。店頭などで見かけた際には、あの“親父ギャグ”の本当の味を確かめてみるのもいいかもしれません。

※ラジオ関西『Clip』2023年11月2日放送回より

(取材・文=藤田慶仁)

LINEで送る

関連記事