岡山県北部にある津山市には、桜の名所でもある津山城をはじめ多くの観光スポットが存在します。JR岡山駅から津山までの秋の見どころを2回に分けて届けるレポート、第2回です。
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いよいよ津山城(鶴山公園)へと向かいます。まずは、「津山城東街並み保存地区」を歩きました。こちらと津山城は、津山市観光協会のボランティアガイドのお話しを聞きながら散策できます。
旧出雲街道に面した地区で、当時の面影を残す古い建物が並んでいます。昔の姿そのまま残っているものや、古い建物を利用したオシャレな店など、さまざまなたたずまいが混在する不思議な街並みです。「城東むかし町屋」、国指定史跡の日本初の大学教授「箕作阮甫(みつくりげんぽ)旧宅」などがオススメです。
ガイドさんの話を聞きながら眺めると、何気なく見ていたのでは気がつかない部分にも気付くことができます。ガイド料金は無料です(交通費として1000円と昼食代は依頼主が負担)。今回は団体で訪れましたが、ボランティアガイドは個人観光でもお願いすることができます。
そして……到着しました!『津山城』です。入口には「つやま自然のふしぎ館」があります。世界各地の動物のはく製を中心に、化石、鉱石類、貝類、昆虫類、人体標本類等約2万点が常設展示されているそうです。今回は時間の関係で入ることはできませんでしたが、次こそは。
津山城は、「日本さくら名所100選」にも選ばれただけあって、さすが多くの桜の木が植えられています。その数、約1000本とか。満開の時期に見事に咲き誇る姿が想像できます。