山口氏は同レストハウスについて、「山と成熟した街と豊かな海が一望できる、唯一無二の建物」とした上で、「神戸は、日の出から日の入りまで見えるという、日本の中でも大変珍しいところ。お釈迦さんの母の名前を冠した『摩耶山』があるほど。でも、僕ら神戸の人間自身がそのことをあまり知らない。だから知ってもらいたい」と話し、「そういった視線からも(神戸を)理解していただきたいという意味でも、この場所は一番」と、神戸を五感で味わえる場所であることを強調しました。
また、神戸の魅力発信拠点として外国人観光客の来店も見込んでおり、「神戸市のある兵庫県は日本の縮図と言われる。そこで、日本の食材をフランス料理のテクニックで召し上がっていただける」と胸を張りました。
そして立地も踏まえ「恋愛成就の場所なので、未来を創るカップルに愛を育んでいただく、少しリーズナブルなディナーも用意している」と、幅広い世代のニーズを見据えていました。加えて、婚礼や食事付きセミナーなど、客の要望やアイデアに応じた貸し切り利用も想定しているとのことです。
価格帯は、朝食(お土産付き)8600円、ランチ4500円から、ディナー1万円からとなっています(いずれも消費税、サービス料込み)。料金や営業情報など詳細は、同店の公式ホームぺージに掲載されています。
※1 フランス料理界の重鎮であるベルナール・ロワゾ―氏から公式に再現を許可されたヨーロピアンスタイルの朝食。