手品のハトが熱心に芸の勉強!? その姿が「シュールすぎ」と芸人たちの間で話題に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

手品のハトが熱心に芸の勉強!? その姿が「シュールすぎ」と芸人たちの間で話題に

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 今回は、手品の王道、シルクハットのなかからジャジャーン♪と出てくるハトの話です。

 手品で見かけるのは、公園や神社にいる普通のハトとは異なる「ギンバト」と呼ばれる品種の白いハト。なぜ手品でよく登場するかというと、とても大人しくて従順なだけでなく賢くて人懐っこいという性質のほかに、道端で見かける「ドバト」と比べて鳴き声や体が小さく細身であるという点が理由に挙げられます。そのため、帽子や上着のポケットの中に何羽も入りやすいといわれているのですが……。どうやら、そうでもないハトもいるようです(笑)。

 とあるマジシャンが、「私の育て方が悪かったのかもしれません」と嘆いていました。話を聞いてみると、華やかなマジックをしようとギンバトを飼い始めたものの、飼いやすいという前情報とは異なり、「えさの好き嫌いが激しく、ぜいたくなえさしか食べないので月々のえさ代がめちゃかかるんです」とのこと。さらに、鳴き声も小さいと聞いていたはずが、夜中にも「ポッポ! ポッポ!」と大きな声で鳴くのだとか。

「いやあ、ほんと言うことなんて聞かないですね」という言葉とともに、先日起こった出来事について話してくれました。

 あるとき、胸ポケットにハトを入れて寄席の舞台に出たところ、モゾモゾ、モゾモゾ……。「そんなに動かれたら、『ここになにか入ってますよ』ってばれてしまいますやん(笑)」と苦笑。

 さらにそのあと「ジャーン!」とハトを出すわけなのですが、胸ポケットから出したハトを客席に見せながら決めポーズをしようとしたところで、「よっしゃ、今や!」と言わんばかりに羽ばたき、舞台から飛んで逃げていったんですって。マジックでハトが飛ぶといっても、普通は少し飛んでからすぐに戻ってくるものですが……。

「うちの子は逃げる逃げる。客席中をバタバタバタ〜って飛んで帰ってこうへん。持ち時間が終わって舞台から降りても、ぜんぜん帰ってこうへん(笑)」

 出番が終わり、「どこに行ったんや」と2階席に探しに行ったところ、いましたいました! が、なんともシュールな姿を目の当たりにしたのだそう。なんでも、あんなにも逃げ回っていたハトが、まるで座っているかのように客席のいすにシャンと大人しくとまりながら熱いまなざしでジーッと舞台を見ているんです。近づいても舞台から目を離さない集中っぷり。

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バズろぅ! | ラジオ関西 | 2023/12/13/水 17:55-18:00

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