【節約レシピ】寒い日に食べたい「あんかけ大根」 下ゆですればおいしさUP 旬の野菜でお得に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【節約レシピ】寒い日に食べたい「あんかけ大根」 下ゆですればおいしさUP 旬の野菜でお得に

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、寒い日に食べたい「あんかけ大根」のオリジナルレシピを紹介した。

栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘

「冬に食べたい煮物」として「あんかけ大根」を紹介した今回。旬を迎えた大根は、「値段はそのままに太めのものが増えてきている」のだそう。葉のある上側は大根おろしなどの生食に向いており、煮物には下半分がおすすめだと話しつつ、作り方を紹介した。

◆あんかけ大根

【材料】
・大根(半本)
・米のとぎ汁
・鶏むね肉(200グラム)
・白だし
・みりん(大さじ1)
・片栗粉(大さじ1~2)
・青ネギ

【作り方】
(1)皮をむいた大根を食べやすい大きさに切り、米のとぎ汁で下ゆでする。鶏肉は小さめに切っておく。
(2)10分ほどゆでて大根が透きとおってきたら取り出し、大根についた糠(ぬか)を水で洗い流す。
(3)鍋に大根がつかるくらいの水と白だし、みりんを入れる。
(4)沸騰したら鶏むね肉を入れて、落としぶたをする。弱めの中火にし、煮汁が3分の2〜半分ほどになるまで煮る。
(5)器に大根と鶏肉を盛り付けたあと、残った汁に水溶き片栗粉を加えて、もう一度火にかける。あんかけが透きとおったら大根にかけ、ネギを散らしたらできあがり。

「あんかけ大根」(桂ぽんぽ娘撮影)

 米のとぎ汁を使って下ゆですると、早く火が通るだけでなく味が染みこみやすくなるのだそう。早く味が染みこむことで、型崩れしづらくなる。ぽんぽ娘いわく、「いいこと尽くしなので、できる限りひと手間かけてほしい」とのこと。

 白だしの量は、鍋の大きさなどにあわせて調節してほしい。味見をして、しょっぱくない程度が目安。みりんは“照り”のために入れているため、日本酒などを代わりに入れても良い。

 水溶き片栗粉は、熱いところに加えるとダマになりやすいので注意が必要。すぐにサッとかき混ぜられれば問題ないが、不安な場合は火を止めて少し冷ましてから入れると失敗しづらい。

 あんかけで体が温まる、本格的に寒くなってきた年末に食べたくなる1品となった。

◆桂ぽんぽ娘
 吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。

※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年12月15日放送回より


【放送音声】2023年12月15日放送回

LINEで送る

関連記事