2023年も残りわずか。門松やしめ縄などの正月飾りを求める人が多いこの時期各地のスーパーなどは迎春モードに変わっている。神戸市須磨区の産直市場「ナナ・ファーム須磨」の花売り場では、クリスマスが終ると一気に迎春用の花や正月飾りが並ぶ。若松や菊のほか、カーネーションやユリなどの洋花が目を引く。
華やかな「迎春セット」は金銀に彩られた柳や迎春と書かれた飾りピックが入ったものなどがラインナップ。1000円~1500円ぐらいの価格帯が人気だそう。
中でも同市場の担当スタッフがおすすめするのは「迎春リース」。しめ縄のようなイメージで麻ひもが編み込まれ、そこにあざやかなドライフラワーなどが飾られたおしゃれな正月飾りだ。バラを育てている愛媛の花農家から仕入れているそうで、ドライフラワーの中にある小さく可愛らしいバラが印象的だ。
店頭には他にもまっ赤な実の付いた南天や各種の切り花も。同担当者は「今年の暑さは花にも影響していました。10月頃までは菊の数が少なかったのですが、年の瀬に入って安定しています。花は季節を感じるうるおいがあります。冬場は花持ちも良いので、ハレの日にぜひ飾ってほしいですね!」と話す。
※ラジオ関西『Clip月曜日』12月18日放送回より
■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。