能登地震「エネルギー、阪神・淡路上回る」日本地震学会・西影裕一さん現地ルポ「液状化、ここでも」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

能登地震「エネルギー、阪神・淡路上回る」日本地震学会・西影裕一さん現地ルポ「液状化、ここでも」

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横長の家屋の半分は壁が崩れ落ち、屋根瓦の一部が崩落した
ブロックや石灯籠の崩落

 以下に示す提供画像3枚のうち、1枚目(A)は直径約80センチの穴の開いた箇所で、コンクリートブロックを埋め、旗を立て事故のないように配慮されていた。

 この穴は深さ約40センチの凹みがあり、典型的な例と言える。

液状化現象(A)深さ約40センチの凹みがあった

 2枚目(B)は連続した噴砂口、3枚目(C)は直径約7メートルの大規模な噴砂の痕である。

液状化現象(B)連続した噴砂口
液状化現象(C)直径約7メートルのもある噴砂の痕

 今回の能登地震は、土砂で道路が寸断された場所も多く、人の移動や物資の輸送が困難を極めている。

 街の狭い道にある十字路で、液状化現象によって路面の凹凸が大きくなり、赤色のコーンが設置されている場所がいくつかあった。

 道路の段差に気が付かずに運転し、自動車を傷めたり、タイヤのパンクが相次いだことから地元の方々がとっさに判断して設置したという。

道路の凹凸を示す赤のカラーコーン

■スピーディーな応急危険度判定

 家屋の被害状況は、それぞれ異なる。氷見市の担当者が一軒ずつ応急危険度判定を行い、結果を貼り出した。

 赤紙は危険、黄紙は要注意、緑紙は使用可。

(画像の一部を加工しています)
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