また、150年もの歴史のある木綿の手織じゅうたん「赤穂緞通(あこうだんつう)」は、大阪の堺、佐賀の鍋島と並ぶ日本三大緞通のひとつ。独特な紋様と繊細で美しい色合いが人気を呼び、戦後途絶えかけた製法が今でも守り続けられている。2023(令和5)年は創始者・児島なかの生誕200年にあたることから、赤穂市立歴史博物館で特別展が開催されている(2024〈令和6〉年1月23日まで)。赤穂緞通は通常、畳1畳分の大きさだが、館内には6畳敷の大作や、絹で織られた珍しい作品も展示されている。牟礼市長は「古くからの緞通も展示されており、赤穂が誇る歴史文化を、この機会にぜひ見てもらいたい」と話した。
牟礼市長は「今は『坂越かき』のシーズン。また、『赤穂みかん』や『赤穂温泉』など、冬も魅力いっぱいの赤穂市に、ぜひお越しいただきたい」と締めくくった。
※「坂越かき」は赤穂市漁業協同組合の登録商標です
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2023年12月13日放送回より