妖怪のまち・兵庫県福崎町でエコツアー 柳田國男ゆかりの重要文化財に宿泊 もち麦麺手延べ体験も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

妖怪のまち・兵庫県福崎町でエコツアー 柳田國男ゆかりの重要文化財に宿泊 もち麦麺手延べ体験も

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 また、観光用の小型電動自動車「妖怪ガジpod」は、福崎町のキャラクター・妖怪ガジロウでラッピング。運転席に人が座ると、横から見るとガジロウが運転しているように見える仕掛けです。

2人乗りの電気自動車は神崎交通にてレンタル可能。近隣の町への観光にも便利(提供:株式会社PAGE)
2人乗りの電気自動車は神崎交通にてレンタル可能。近隣の町への観光にも便利(提供:株式会社PAGE)

◆地産地消の恵みを味わう

 宿泊する「蔵書の館」では、地産地消をコンセプトにしたフレンチのディナーコースを提供。また隣接する「もちむぎのやかた」では、福崎町の特産品“もち麦”を使った「もち麦麺手延べ体験」ができます。自分で作ったもち麦麺を夕食で味わえ、朝食でも釜で炊いたもち麦ご飯が食べられます。

もち麦麺手延べ体験は、要事前予約。自分で作ったもち麦麺を夕食で味わえる(提供:株式会社PAGE)
もち麦麺手延べ体験は、要事前予約。自分で作ったもち麦麺を夕食で味わえる(提供:株式会社PAGE)

◆キーワードは「エコツアー」

 同町では、ゼロカーボン観光を目指す取り組みを実施。先述の観光用電気自動車「妖怪ガジpod」やE-bikeは、その取り組みの一つです。羽生さんは「宿泊いただく蔵書の館も、古い建物を壊さずリノベーションしたことで新たな価値を生み出しています。空き家のままではなく使い続けることで、建物を守り、生かすことにつながります」とSDGsの観点からも思いを語りました。

(取材・文=市岡千枝)

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