道路や港湾施設の復旧に協力 神戸市が石川県珠洲市に職員を派遣 12日から被害の調査を実施 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

道路や港湾施設の復旧に協力 神戸市が石川県珠洲市に職員を派遣 12日から被害の調査を実施

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 能登半島地震で被災した石川県珠洲市の道路や港湾施設の被害状況を調べるため、神戸市は12日から1週間、職員4人を現地に派遣することを決めました。

 4人は建設局と都市局、港湾局の職員で、被害を受けた箇所の復旧に向けた事前調査として、道路や橋梁、法面、トンネル、港湾施設などを見て回ります。また、避難所にいる人の健康管理や避難所の運営支援のため、保健師を含めた8人の職員も同日、珠洲市へ向かいます。

 珠洲市ではこれまで約100人が亡くなり、全人口の43パーセントにあたる約5400人が避難を続けています。

 神戸市は珠洲市を中心にこれまで緊急消防援助隊や給水車、職員の派遣、物資の支援を行い、7日には「被災地支援対策本部」を立ち上げています。

 会見で久元喜造・神戸市長は「能登半島地震は、阪神淡路大震災と同じ直下型地震で、多くの建物が倒壊、密集市街地で火災が発生するなど、神戸の被害状況と似ている面がある。神戸市の経験、ノウハウを生かしながら被災地を支援していきたい」と話しました。

 神戸市は、被災地に向けた災害救援募金を受け付けています。市役所1号館1階、各区役所内にある社会福祉協議会窓口などに募金箱を設置しているほか、銀行口座への入金も可能です。振込先は、「みなと銀行神戸駅前支店 普通口座1637003 神戸市社協 災害救援募金 A(コウベシシャキョウ サイガイキュウエンボキン エー)」。

会見する久元喜造・神戸市長=11日午後、神戸市役所
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