「英五さんが『番組に呼んでくれたADって誰？』と。ADに『名前は？』って聞いて、マネージャーにギターを持って来させて、河原で『野風増』を歌ってくれたんですよ。しかも歌詞の中にADの名前を入れて。ADは感動して号泣。カメラがそのコをアップにして……っていう画（え）が撮れたんです」（高山）
河島の人としての在り方を目の当たりにした高山。「世の人に愛されるためには、まず身内を幸せにする。“身内”っていうのは血のつながった家族だけじゃなく番組に呼んでくれたスタッフも含んでいて、彼らのことも大切にする。そんな生き方を実践しているんだと。大きな器を見せてもらいました」と、その感慨を語った。
高山は「これまで様々な人から学びを得てきたけど、英五さんも自分に大切なことを教えてくれた一人」という。そして「今も、娘さんと会った時は英五さんの思い出話をするんですけど、同じ話ばっかりして同じところで一緒に泣いてます。本当にかっこいい先輩でした、芸人と歌手でジャンルは違えど勉強させてもらった。ありがとうございました」と、感謝の思いを改めて口にした。
ちなみに、河島が即座に吉田川へ飛び込んだエピソードについても「かっこいい」と称賛を惜しまなかった高山。「けどね、そうなると尺が足りないので、僕も飛び込むことに。でも僕……1週間前に別の番組でもその川に飛び込んでたんですよ」と芸人らしくオチもつけていた。
※ラジオ関西『Clip木曜日』より
