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兵庫県加古川市の30代の夫婦は、2歳の長女を連れて南京町へ。「コロナ禍での結婚、長女の誕生、今、こうやって春節祭を楽しめることがありがたいです。節分では主人が赤鬼になり、娘は怖がって泣いていました。きょうの獅子舞も迫力に圧倒されました」と話した。
京都市から訪れたイギリス人の男性は、家族4人で初めて南京町の春節祭を楽しんだ。「日本に住んで10年。京都では体験できない中国の祭り。神戸ならではの異国情緒を子どもたちと味わういい機会です。今年は暖冬、春がもうすぐですね。来年もぜひ来たい」と微笑んだ。
大阪府枚方市の30代の女性は、中国・瀋陽出身。21年前に留学で京都の大学で学び、日本で家庭を持った。4歳の娘には、南京町のYouTubeチャンネルを見せて、“予習”して南京町へ足を運んだ。「変臉は、映像で見るのとリアルとでは大違い。改めて、母国・中国の伝統芸能の奥深さを感じました。今年の夏、娘を初めて故郷・瀋陽に連れて行きます。日本と中国、それぞれの良さを学ばせるために」と話した。
会場では、生活雑貨通信販売大手「フェリシモ」(神戸市)がプロデュースするロゼワイン「南京町オリジナル『KOBE PINK LION』」が販売される(750ml / 税込3850円)。
『KOBE PINK LION』は、神戸産のブドウ(リースリング、メルローによるブレンド)を使用。赤と白、両方の要素を持ち、中華料理とのペアリング(相性)も良いという。