神戸・南京町『春節祭』勇壮な獅子舞、活気とにぎわい運ぶ 春はもうすぐ!神戸から能登へエールも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・南京町『春節祭』勇壮な獅子舞、活気とにぎわい運ぶ 春はもうすぐ!神戸から能登へエールも

LINEで送る

この記事の写真を見る(22枚)

・・・・・・・・・・・・・

 兵庫県加古川市の30代の夫婦は、2歳の長女を連れて南京町へ。「コロナ禍での結婚、長女の誕生、今、こうやって春節祭を楽しめることがありがたいです。節分では主人が赤鬼になり、娘は怖がって泣いていました。きょうの獅子舞も迫力に圧倒されました」と話した。

「ママ、獅子舞はまだ来ないの?」
「大きくて怖い」近くで見るとビックリ

 京都市から訪れたイギリス人の男性は、家族4人で初めて南京町の春節祭を楽しんだ。「日本に住んで10年。京都では体験できない中国の祭り。神戸ならではの異国情緒を子どもたちと味わういい機会です。今年は暖冬、春がもうすぐですね。来年もぜひ来たい」と微笑んだ。

京都在住、イギリスから日本に移り住み10年あまり「中華街は神戸ならではの風景、子どもたちも感動」
「変臉(へんれん)を楽しみにやって来ました」雑技にも圧倒された4歳の女の子と中国・瀋陽出身の女性

 大阪府枚方市の30代の女性は、中国・瀋陽出身。21年前に留学で京都の大学で学び、日本で家庭を持った。4歳の娘には、南京町のYouTubeチャンネルを見せて、“予習”して南京町へ足を運んだ。「変臉は、映像で見るのとリアルとでは大違い。改めて、母国・中国の伝統芸能の奥深さを感じました。今年の夏、娘を初めて故郷・瀋陽に連れて行きます。日本と中国、それぞれの良さを学ばせるために」と話した。

コロナ禍を経て昨年からリアル開催、神戸の中華街・南京町の「春節祭」「PINK LION(桃色獅子)」の登場<2024年2月11日 11時06分撮影 神戸市中央区・南京町>
獅子は南京町の駆邪招福のため、町内各店舗を訪問した

 会場では、生活雑貨通信販売大手「フェリシモ」(神戸市)がプロデュースするロゼワイン「南京町オリジナル『KOBE PINK LION』」が販売される(750ml / 税込3850円)。
 『KOBE PINK LION』は、神戸産のブドウ(リースリング、メルローによるブレンド)を使用。赤と白、両方の要素を持ち、中華料理とのペアリング(相性)も良いという。

甲南女子大学の学生が春節祭の”コンシェルジュ”に「神戸のにぎわいと活気、久々に見ることができて感激」多くの来訪者のニーズに応えた
甲南女子大学国際学部・多文化コミュニケーション学科2年の学生が2019年からインフォメーションブースを運営

◆南京町オフィシャルサイト 神戸の中華街・南京町へようこそ!


LINEで送る

関連記事