今年は、辻川山公園の池から飛び出す河童のガジロウが「発見」されて10年の節目を迎える。それを記念して「ガジロウの絵コンテスト」の作品を募集したところ、300点以上の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞2点、入賞6点が決定した。優秀な作品を含め全ての作品が、辻川観光交流センターに展示される予定(福崎町ホームページより)。また、ガジロウ漫画本の発売や「ガジロウパフェコンテスト」など、多彩な企画を準備している。
河童のガジロウは、JR福崎駅前にある円柱形の水槽と辻川山公園で出会えるが、尾崎町長は「その間を、市川の底を泳いで7分間で移動している。どちらかで登場していれば、もう一方で出てくることはない」と、同一人物ならぬ、同一河童であることも明かした。
福崎町観光には「ガジPod(ポッド)」という2人乗りの電気自動車や、電動自転車のレンタルが便利。特産の「もちむぎ」には、水溶性食物繊維のβグルカンが豊富に含まれていて、整腸作用や血糖値を下げる効果が期待される。加工された「もちむぎ麺」などは、観光施設「もちむぎのやかた」で食べることができ、お土産も買える。尾崎町長は「妖怪に会ったあとはもちむぎを堪能して。ぜひ福崎町観光を楽しんでほしい」と締めくくった。
※尾崎吉晴町長の「崎」はたつさき「吉」は土の下に口
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より