担当者の方は、笑いながら「幽霊じゃないですよ」とひと言。さらに、「動物注意や落石注意ならひと目でわかりますが、ビックリマークはひと目では表現しづらい“警戒”や“強調”を表しているんです。そのため、表示している場所によってビックリマークの意味も変わります」と説明してくれました。
なかには、ビックリマークの下に「交差点あり」「土砂崩れ」など、その先にある警戒するべきものの説明が文字で表示されているものもあるのだそう。今回問い合わせた場所は公園に沿って大きくカーブしており、そのカーブは結構な距離を左へ左へと続いていました。
同様に、反対車線では、右へ右へと大きなカーブが続いています。つまり、ビックリマークの標識は、「カーブに注意」を「さらに注意」「特に警戒」するよう、強調する意味合いでつけられたのだと解説してくださいました。
説明を聞いたあとにバイクでその道を走ってみましたら、確かに大きく大きくカーブが続き、結構長い間ハンドルを切らなければなりませんでした。
ということで、ビックリマークの道路標識は「幽霊が出ます警戒スポット」ではありませんでした。
この場所は……ね……。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年3月6日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)