「日本の不動産エージェントのイメージを変えていきたい」 不動産企業の社長が吹き込んだ新しい風とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「日本の不動産エージェントのイメージを変えていきたい」 不動産企業の社長が吹き込んだ新しい風とは

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 このたび、日本の不動産売買の仲介業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆者がラジオ番組に出演。不動産業界の現状について語りました。

株式会社TERASS代表取締役社長・江口亮介さん(写真中央)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同右)と田中大貴(同左)

 ラジオ番組『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西)に出演したのは、株式会社TERASSの代表取締役社長・江口亮介さんです。

 江口さんの会社が提供するのは、不動産仲介業務の従来の方法を一新し、スマートフォンやPCを活用してどこからでも仕事ができる環境。このサービスにより、個人が不動産仲介業をはじめやすいプラットフォームが整いました。

 江口さんによると、同社が提供するサービスは「アメリカで流行している、顧客と不動産エージェントをマッチさせるビジネスモデル『クラウドブローカレッジ』を参考にしている」といいます。

 新卒入社した株式会社リクルート(旧・リクルート住まいカンパニー)では、不動産サイトSUUMOの広告企画営業として活躍した、江口さん。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーで経験を積んだのち、不動産業界における新たなビジネスモデルを確立するために株式会社TERASSを設立。

「リクルートで得た不動産の知識とマッキンゼーで培った国際的な視野を融合させ、不動産仲介業界に革新をもたらすことを決意した」と語ります。

 同社を設立するなか、海外の不動産エージェントに対するポジティブなイメージと、日本の不動産業界における現状との間にギャップがあることを感じたのだそう。

「アメリカでは全員に資格が必要で、ものすごく難しいんですよ。やれる人も限られますし、稼げるし、かっこいい。個人なので自分でブランディングすることもあり、芸能人に近いんですよね」と、海外の不動産エージェントが医者や弁護士と並んで尊敬される職業であることを明かしました。

 アメリカでの華やかなイメージの一方、「日本での不動産エージェントのイメージはやや地味であり、その魅力が十分に伝わっていない」と胸中を吐露した江口さん。そんな現状もあり、「国内における不動産エージェントのイメージを変革し、より魅力的で尊敬される職業に変えることを目指している」と述べます。

 目標を達成するためにも、「(同社では)特にブランディングに力を入れており、なかでも高収入を得るトップクラスのエージェント育成に力を入れている」と話しました。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2024年2月10日放送回より


☆☆☆☆☆

『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティーを務める。

LINEで送る

関連記事