―――いつから販売している? きっかけは?
【花田さん】 日本国内にも製造している会社はあったのですが、ものすごく人気でなかなか購入することができなかったんです。私自身、このウォッチバンドカレンダーがすごく欲しかったこともあり、2010年代後半から作りはじめました。
―――どのような人が購入する?
【花田さん】 当時、現役で使用していたご年配の方が最も多いですが、最近は若い人たちにも使用していただいています。なかには、スマートウォッチにつけている方もいらっしゃるんですよ。
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花田さんによると、発売開始と同時にすぐに売り切れてしまうこともある腕時計用バンドカレンダー。「現在は、円安やアルミの高騰などの影響もあり売り上げなどの状況は厳しいものの、多くの人から好評をいただいている限りは製造を続けていく予定」と話してくれました。
昭和の時代にはスマホなどがなかったからこそ、腕時計バンドカレンダーのような便利な商品が多かったのかもしれません。ほかにも、昭和の便利グッズを探してみるのも良いのではないでしょうか。
(取材・文=濱田象太朗)