第2会場では、洞穴に閉じ込められたりゅうたちの脱出作戦のシーンを体験できます。暗い洞穴の中で、ボタンを押すと、ラッパの音が響き、裸電球がともります。りゅうの上にある電球を全て点灯させることができたら、レコードが回り出し、1960年代の素敵な音楽と共にミラーボールが回転して、光に照らされた“16ぴきのりゅう”達の姿を楽しむことができます。
第2会場を出ると、りゅうたちの住処（すみか）である大きな「そらいろ高原」がそびえたっています。そらいろ高原のふもとにある「ぼうけん図書館」では、“ぼうけん”をテーマに集められた様々な本をご覧いただけます。小さなお子様向けの絵本から大人向けの文学書までご用意していますので、お好きな本を手に取り、ゆっくりと“読書のぼうけん”をお楽しみください。
また、「100人のぼうけんの書」のコーナーでは、様々な分野で活躍している100人の著名人が選書した「ぼうけんの書」を、週替わりでご紹介しています。各人の“ぼうけん”という言葉の解釈の違いを感じながら、本を手に取っていただければと思います。
特設ミュージアムショップでは、りゅうのぬいぐるみや書籍、明石展限定のグッズや老舗菓子店とのコラボ商品も販売しています。
「エルマーのぼうけん展」は5月19日（日）まで開催中です。新しい春、明石市立文化博物館に“ぼうけん”しに来てみませんか？
（明石市立文化博物館・北野恭子）
