エントランスホールから続く新設のカフェも特筆に値する。葉型の金箔をあしらったチョコレートムース「木葉天目」、国宝の青磁の文様がグラス越しに見える抹茶ラテ「飛青磁花生」、作品の柄を手描きしたアイシングクッキー「陶片クッキー」など収蔵品をモチーフにしたスペシャルメニューのほか、「絶品ローストビーフ丼」などの食事も提供する。
同館の小林仁学芸課長代理は、今回のリニューアルについて「今の時代に合った見せ方を考えた。特に光。改修前からLED照明を取り入れてきたが、今回さらに自然光に近い光(紫励起LED照明)を当てている。新しい光の下、作品本来の色や質感を見てもらいたい」と話した。
特別展は9月29日(日)まで。
◆リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」
会場 大阪市立東洋陶磁美術館 〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26
会期 2024年4月12日(金)~2024年9月29日(日)
休館日 月曜日と5月7日、7月16日、8月13日、9月17、同24日(いすれも火曜)
※祝日の月曜日である4月29日、5月6日、7月15日、8月12日、9月16日、同23日は開館
開場時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
入館料(税込) 一般1600円、高大生800円
問い合わせ 大阪市立東洋陶磁美術館 06-6223-0055