――現在は？
【中岸さん】 マスキングテープは、現在も弊社公式ネットショップで販売しています。アクスタは、商品のノベルティとして30個限定で配ったのみで、今後の増産などは特に予定していません。お手元にある方には、“世界に30個だけ”の「バランのアクスタ」をぜひ大切に使っていただければと思います（笑）。
――今後の展望は？
【中岸さん】 最終的な夢は、こうした活動をきっかけに「新日本ケミカルのバランが入っているから」という理由でお刺身やお惣菜を買ってもらえるようになることです。
ありがたいことに、現在、公式Xは4万人超の方にフォローいただいています。なかには、「スーパーで買い物をする際にバランを見ると、新日本ケミカルのことが頭をよぎる」と言ってくださる方もいます。こうした方をどんどん増やしていくために、第三弾以降のグッズも絶賛考案中です。
最近は、クリアファイルやしおり、便せんを蝋（ろう）でとめる封蝋（ふうろう＝シーリングワックス）など、いろいろと試作している段階です。今後も新しい“バラングッズ”を生み出していきますので、楽しみにしていただければと思います！
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一見、「なんで作ったの？」と思ってしまう謎グッズ、バランのアクスタ。その裏には、食品用資材を扱う企業の大きな“野望”が込められていました。スーパーでバランを見つけた際は、この話を思い出して「バラン」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
