市民とつながる”タウンミーティング” 続いてます!「街は“市民目線”で…」丸谷聡子・明石市長 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

市民とつながる”タウンミーティング” 続いてます!「街は“市民目線”で…」丸谷聡子・明石市長

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 就任から1年を迎えた兵庫県明石市・丸谷聡子市長のテーマは「共創元年」。

「子どもを核にした街づくり」「SDGs未来都市」など、泉房穂前市長の打ち出した路線を継承している。

通算14回目を迎えた「まるちゃんカフェ」丸谷聡子市長はタウンミーティングの重要性を訴える<2024年5月25日 兵庫県明石市>
会話・対話・議論の違い とは…

 重要施策のひとつとして、昨年(2023年)5月の就任直後に「市民とつながる課」を立ち上げ、毎月1回の”タウンミーティング”を通して市民と対話し、情報を共有する体制を作った。これまで14回開催し、のべ771人が参加。市の施策にもつながっている。丸谷市長に意気込みを聞いた。

 丸谷市長は、「明石市民30万6千人の幸せとは何かを考え、市長が誰であっても市政を先送りせず、最善の方向を見出している。この1年の点数は市民の皆さんが決めること。私自身、毎日毎日全力でやってきたのは間違いない」と振り返る。

 そして、「特にタウンミーティングは、市民の生の声をダイレクトに受け止める絶好の機会。明石市の方向性を、逆に市民から教えていただける」と自らが楽しんで臨み、丸谷流スタイルを貫く。
 今春、市民とつながる課の陣容をパワーアップした。意見を引き出し、まとめあげる“ファシリテーター”として、市が担当専門職員を2名採用、タウンミーティングで市民と接していく。
 そして、さまざまな課題を、多くの関係先と解決していく「産・官・学」協同を進める。

これまでに明石市内で開催したタウンミーティングの内容も展示 グラフィックレコーディング(グラレコ)で(画像は魚住エリア)
エリア別では明石市内を6つに分け、きめ細かく課題をあぶりだし、解決への糸口を探る(画像は明石エリア)

 競争ではなく"共創”。丸谷市長は「私の得意分野は、いろんな人や物事をつなげること」と話す。市長就任前、議員活動と並行して公設民営のフリースクールの設立や生態系の保全などに取り組んできた自負がある。

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 5月25日、明石市西部の大久保地区で開かれた「マルちゃんカフェ」。いままで行政機関が開催したタウンミーティングでは、意見交換という名目だが、限られた人しか参加できず、一方的な“意見の押しつけ”の印象が強いとの声が多かった。
 ミーティングでは、議論内容や提案を、絵や図形などのグラフィックを用いてリアルタイムにまとめる「グラフィックレコーディング(グラレコ)」を導入している。
 また参加者の緊張を解くために、車座をイメージし、大きな段ボール紙を円形に切り抜き、輪になって着席した6人の膝の上に置き、メモ書きもできる「えんたくん(円卓)」も用意し、肩ひじ張らない環境づくりに努めた。


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