【森崎さん】 まずは炭酸をよく冷やしておくこと。特にソーダ割りの場合、液体総量に対して炭酸の比率が大きいので重要なポイントです。
次に、炭酸は何かに触れるとそこから強く泡が発生し、どんどんガスが抜けてしまう特性があります。氷やグラスに当たらないように、直接お酒に注ぎ入れると炭酸ガスが抜けにくく、時間が経っても爽快感が持続します。もちろん、混ぜすぎにも注意してください。
最後にちょっとした小技を。使用するグラスと氷を、少し水で湿らせておくと、注ぐ際の炭酸の滑りが良くなりお酒と優しくなじみます。
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気になったいくつかの商品を、実際に試してみました。
まずは、株式会社ハーベスの「奥会津金山 天然炭酸の水」。福島県・金山町の雪解け水が大地に染み渡り、長い年月をかけて湧き出した、日本では珍しい天然の炭酸水です。優しい泡がパチパチとはじける【微炭酸】で、まろやかな口当たりの良さが印象的。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の「北海道富良野ホップ炭酸水」は、ビールの原料でもある“ホップ”由来の【フレーバー付き】炭酸水です。爽やかな香りとほろ苦さで、ビールが飲めない日のノンアルドリンクとしても活躍しそうです。
人気の【強炭酸】の新製品では、サントリーが先月28日に発売した「サントリー天然水 SPARKLING」。喉に直接感じるような刺激的な炭酸ガス圧の強さと、泡のきめ細かさが特徴的。氷を入れても炭酸がへたらないタフさは、ソーダ割りやハイボールによさそうです。
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いかがでしたか? これからの暑い季節、おいしいソーダ割りでクーっと一杯、なんて最高ですね! ぜひ、プロのバーテンダーの小技を、ご自宅で試してみてくださいね。
(取材・文=中口のり子)