【リクオ】 ポピュラーミュージックの歴史なんて、パクリの歴史ですよ。
【近藤】 コード進行だって、みんなのものって言いますしね。
【リクオ】 だから僕ね、パクッたものはちゃんとカミングアウトするようにしているんですよ。カミングアウトすることによって、「この曲の背景にはこんな曲があるんだ」「こんな歴史があるんだ」ということが分かるじゃないですか。そうやって音楽のポピュラーミュージックの歴史が連なっていったほうがおもしろいと思うから。
【近藤】 それはいいですよね。リスペクトがあって良いと思っているから「ちょっとお借りします」という拝借の仕方ね。
【リクオ】 「オマージュ」とか「引用」という言い方になると思うんですけど、「そこに愛はあるんか」ということです。
【タケモト】 すごい金言が聞けましたね。
【リクオ】 たとえば、好きな曲の歌詞と別の好きな曲の歌詞をドッキングさせると、全然違う意味合いに変わったりもしますしね。
【近藤】 そうやって何かしら進めていかないと、完成にはたどり着かないから。いいヒントを得たかもしれないですね。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年6月10日放送回より
〜 リクオ『リアル』発売記念スペシャル・ツアー 〜
出演:リクオ with HOBO HOUSE BAND
チケット:前売り5500円 / 当日6000円
●6/26(水)
会場:Tokuzo -得三-(愛知)
時間:開場18:00 / 開演19:00
●6/27(木)
会場:Music Club JANUS(大阪)
時間:開場18:00 / 開演19:00
●6/30(日)
会場:The Top Beat Club(東京)
時間:17:30 / 開演18:00