タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが担当するラジオ番組のコーナーで、新たなドラァグクイーンが誕生しそうだ。
番組コーナー「ドラチラ」では、ドラァグクイーンのファッションやメイク術、活動の様子など、これまでにさまざまな“ドラァグクイーンの世界”が紹介されてきた。
番組パートナーでインスタグラマーのウラリエは、以前からドラァグクイーンに興味を持っていることを公言している。サマンサの「ドラァグクイーンに性別や属性は関係ないの。主婦でやってる人もいるのよ」という言葉を聞いたこともあり、「私もなりたい!」と、常日頃からドラァグクイーンへの憧れを口にしていた。
前回の放送で“ドラァグクイーンの名前”が話題に挙がった際、ウラリエのドラァグクイーンネームを考えることに。
「ウラリエ」という名前からファーストネームは「リエ」、(ウラリエの拠点が)神戸ということでミドルネームを「神戸メリケンパーク」からとった「メリケン」に。そしてラストネームについては、番組リスナーに委ねられることとなった。
そこで、この日の放送では、リスナーから届いた多数のアイデアが紹介された。
「リエ・メリケン・ギャルル」「リエ・メリケン・ピュルピュル」「リエ・メリケン・マリエフレット」「リエ・メリケン・チャパリータ」など、かわいらしい音感の名前や……。
「リエ・メリケン・サックシトー」(「メリケンサックをしている」を神戸弁で「メリケンサックしとう」となるが、実際にメリケンサックをしているわけではない)など、神戸をフィーチャーしたもの……。
そして、わき毛を剃っていないという特徴からつけた「リエ・メリケン・ワキゲボン」など、なかなか攻めたネーミングまで、多くの案が届いた。
数ある候補のなかからウラリエが選んだのは、「リエ・メリケン・カスコボシーナ」。
この「カスコボシーナ」は、ウラリエが以前、履いているパンツにお菓子のくずをこぼしたことに由来している。
なんでも、番組直前の打ち合わせ中、ウラリエがボリボリとほおばっていたお菓子が口からこぼれ落ち、白いパンツに散らばったという。サマンサいわく、こぼれ落ちた菓子くずは「芸術的な模様」になっていたようで、「リエちゃんはこぼし方もオシャレよね」という言葉とともに撮影された写真がX(旧Twitter)に投稿された。