「都こんぶ」や「おしゃぶり昆布シリーズ」などを生産する食品メーカー・中野物産株式会社。神戸のラジオ番組にてパーソナリティを務める“神戸のワクワクロックンロールバンド・ワタナベフラワー”のメンバー3人が、同社公式Xを担当するフルカワさんに商品の魅力などを聞いた。
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同社は、1931年(昭和6)に中野正一氏が19歳で創業。定番商品の「都こんぶ」は幅広い世代から支持を集め、ロングセラーとなっている。都こんぶは、中野氏が大阪府堺市にある昆布問屋へ丁稚として奉公していたとき、売り物にならない昆布の切れ端をおやつの代わりとして食べながら「こんぶに味付けしたらお菓子になるのでは?」というアイデアから誕生したそうだ。商品名に冠された「都」には、中野氏の望郷に対する思いが込められている。
ワタフラのクマガイが「うちの奥さんが妊娠してご飯があまり食べられなくなった時、都こんぶを食べたいって言うからスーパーで2箱くらい買った」と自身の思い出を語ると、フルカワさんは「Xでも、赤ちゃんがいる時にずっと食べていたというコメントが結構多い」と妊婦からの支持を集めていることを明かした。
また、これから暑くなる季節に向けてのゴリ推し品「おしゃぶり昆布梅」について話題が進むと、「昆布はカルシウム・鉄・ナトリウム・カリウムなどのミネラルが豊富で、食べることによって夏バテ防止になります。弊社のおしゃぶり昆布梅はフリーズドライした梅を使用していますので、さっぱりしていて夏の食欲のない時にも食べれると思います」とフルカワさん。実食したワタフラの3人は「口に入れた瞬間はすっぱい感じはなくて、噛んでたらあとからじわじわと満足な酸っぱさがきますね」「おいしい。ずっと食べていられる」と大盛り上がりだった。
コーナー終盤では『Clip』のデザインが施されたペーパークラフトの車と都こんぶのパッケージが登場。それをを見たワタフラの3人は大興奮。「こんなんできんの?」「番組と作りましょうよ」「物販で売りたい」とワタフラがフルカワさんにゴリ推しする展開となった。
最後に「新しい商品開発や既存の商品のPRなどもSNSをフル活用して、都こんぶブームを到来させたいです」と話したフルカワさんに対し、「(都こんぶブームは到来)する」「どのシーンでも食べられるのがいい」とワタフラの3人はエールを送った。
(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年5月22日放送回より