サントリー×ダイキン×キッザニア 子どもたちが「水」と「空気」の研究員 大阪・関西万博でサミット | ラジトピ ラジオ関西トピックス

サントリー×ダイキン×キッザニア 子どもたちが「水」と「空気」の研究員 大阪・関西万博でサミット

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 大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)で、サントリーホールディングス(HD)とダイキン工業(いずれも本社・大阪市北区)が、会期中に「こどもサミット(仮称)」などを通して、子どもたちが持続可能な未来社会へ向けて発信するプログラムを企画した。
 子どもたちが主役となり、両社がそれぞれテーマとする「水」と「空気」について、楽しみながらその大切さや可能性を学ぶ。“いのちの未来”を考えるための屋外学習など、体験型プログラムが9月に予定されている。

子どもたちが「水」と「空気」の研究員に!(左から)企画を発表したサントリーHD・前波(まえば)美由紀さん、ダイキン・吉沢正人さん、KCJグループ(キッザニア)・宮本美佐さん<2024年6月24日 大阪市北区>

 いずれも大阪が発祥。飲料メーカー・サントリーは『水と生きる』、空調メーカー・ダイキンは『空気で答えを出す会社』というコーポレート・スローガンを挙げている。大阪・関西万博でのコラボレーションは、「いのち輝く未来」という万博のテーマに沿って、”水と空気”の可能性を追求、「未来に向けて、今を生きる私たちが何をすべきか」を子どもたちとともに考えたいとしている。

サントリーは『水と生きる』、ダイキンは『空気で答えを出す会社』というコーポレート・スローガンを掲げる<2022年10月19日 大阪市北区>
両社は次世代向けSDGsスペクトラム第1弾として壮大な水上スペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」を実施、構想発表会で<2022年10月19日 大阪市北区>

 子ども向けの職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJグループ(本部・東京都中央区)が協力。子どもたちが「水と空気の研究員」として、地球で”水・空気”という自然の恵みが循環していることを学び、提言としてまとめ、大阪・関西万博の会場で発表する。
 KCJグループは大阪・関西万博の共創パートナー。キッザニアを飛び出して仕事をリアルに体験し、こどもの生きる力を育む「Out of KidZania(アウト・オブ・キッザニア)」というプログラムの一環として展開する。

 対象は小学4年~中学2年(募集時点)の24人、参加費は5000円(税込)。参加者は約1年間のプログラムに関わる。6月25日からKCJグループの専用サイトで募集している(~7月21日 応募者多数の場合は事務局による選考が行われる)。募集フォームには、水と空気の未来について思うことを記す欄もある。

「こどもサミット」イメージ 2023年11月15日開催 キッザニア&大阪・関西万博 「こどもIPM」(大阪市北区)
「こどもサミット」イメージ 2023年11月15日開催 キッザニア&大阪・関西万博 「こどもIPM」(大阪市北区)

 まず8月31日(土)に「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)でオリエンテーションを受け、自然環境への興味を深める。そして9月21日(土)〜23日(日・祝)に、ミネラルウオーターを生産している「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」(鳥取県江府町)と、山陰海岸ジオパークで砂丘や海浜が一体的に保全されているダイキンの研修・保養施設「ダイキンアレス青谷」(鳥取市)の見学や、森林や海岸でのフィールドワークなど「研究員」としての仕事を体験。さらにオンラインでのグループワークを経て、2025年5月(予定)、大阪・関西万博会場で開催する「こどもサミット(仮称)」で、”水と空気の未来への提言”を発信する。


「サントリー×ダイキン Out of KidZania (アウト オブ キッザニア) 水と空気の研究員~大阪・関西万博から“水と空気の未来”を提案しよう~」専用応募フォーム

「アオと夜の虹のパレード」オフィシャルサイト

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