【近藤】 最初はパンケーキ屋さんでライブをしていて、現在は「Wild Pancake+」という音楽ユニットで活動されていらっしゃるんですね。
【タケモト】 4月には、ファーストミニアルバム『笑顔が花束となってあなたに届きますように』をリリース。これはライブ版ではなく、レコーディングをされたんですよね。
【汐美】 そうですね。打ち込みもアレンジも、ぜんぶ北川ちゃんがしてくれて。
【近藤】 え、すごいですね! 打ち込みができるということは、オケ(オーケストラ)をぜんぶ作れるということですよね?
【北川】 そうですね。
【近藤】 楽曲制作は、すべてお2人でされているのですか?
【北川】 歌詞を一緒に作ったり、私が作った曲を汐美さんに聴いていただいて、「もっとこうしよう」みたいな。本当に2人で作ってますね。
【汐美】 アルバムの写真も自分たちで撮っていますし、ぜんぶが自作ですね。
【近藤】 何でもできるって、めっちゃかっこいい。見習いたいです。在団時から音楽制作をされていたんですか?
【北川】 (在団中は)まったくやっていないです。退団してからですね。
【近藤】 すごいですね。宝塚に入るだけでもすごいのに、活躍して……。退団後にも、新たなことをしているんですもんね。
【北川】 でも、汐美さんも退団してから語学の勉強をされてますもんね。
【汐美】 30代の私が、10代の人たちと一緒に勉強しているという感じでした。
【近藤】 それでもやっぱり(海外に)行きたいと思ったんですか?
【汐美】 宝塚とはまったく違うことをやりたくて。それで、「もうニューヨークに飛んじゃおう」と思って。
【近藤】 素敵だな、そういう関係。
【汐美】 私たちは、学年で15年、年齢は13歳違うんです。これだけ年齢が離れていてもユニットを組めたり、パンケーキ屋で一緒に働けたりするのは、やはり宝塚の“ファミリー感”や“伝統”的なものもあるし、宝塚にいたことによって出会えたわけですから、常々「ありがたいな」と思っております。
【近藤】 そうですよね。学年が15も離れていると接点はなかなかないですけど、(宝塚という)大きなつながりがありますよね。お店にはファンの方々も来られるんですか?
【汐美】 そうですね。検索してくださって、海外からも宝塚ファンの人が来てくださいましたね。
【近藤】 甘いものが大好きなのでパンケーキにすごく興味があるんですが、どんなパンケーキなんですか?
【汐美】 うちのパンケーキは、スイーツにもフードにも合うようなパンケーキで、1番人気なのが「エッグベネディクト」です。3段重ねたパンケーキの上に、ベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズソースがかかっていて。
【近藤】 おいしい!
【タケモト】 「おいしい」って言ってるやん! 脳内で食べてる(笑)?
【近藤】 まだ食べてないのにおいしいって言っちゃった(笑)。現在もパンケーキ屋さんにはグランドピアノが置かれていて、ライブもできるんですか?
【汐美】 ライブもできますし、いろいろなイベントも行っています。70人くらいは入りますので、ぜひ夏子さんも。
【近藤】 気づきました? いま頭の中で、「パンケーキを食べながらライブができる!」と思ってました。こういうつながりが大事ですからね! ファンクラブイベントやろっかな〜。
ユニットとしても、お店でライブをされることはあるんですか?
【汐美】 はい、ほぼ毎週。
【タケモト】 毎週ですか!? 毎週何曜日など、開催日は決まっているんですか?
【汐美】 土日にイベントがない週の平日に開催することが多いですね。土日を避けているのは、「平日にお客様に来ていただきたい」という(思いからです)。
【近藤】 素晴らしいです。さすがマネージャー!
【汐美】 日にちや曜日を固定していないのは、いろいろな日に実施することで、来れるタイミングが増えるかと思いまして。
【近藤】 ライブの予定は、どのようにして知ることができますか?
【汐美】 公式LINEや公式Instagramがございます。