今月13日には、兵庫県立ピッコロシアターで、演劇におけるキャリアを披露する講演会も控えている。タカラヅカファンとしても有名な玉岡さんは、これまでに播磨にまつわるミュージカルやオペラ、能舞台(台湾にて上演)の原作を手がけるなど、精力的に活動。
そして11月には、サンケイホールブリーゼ(大阪)で開催される、総勢16人の作家が参加する文士劇に挑戦する。
「東野圭吾さんの『放課後』(講談社文庫)を上演するのですが、今から男役を志願しています(笑)。(出演者間では)『とにかくこの期間、原稿は落とさないようにしましょうね』と声をかけあっています」(玉岡さん)
話題に事欠かない玉岡さんだが、こうした活動もすべて「“文学”を切り口に、地元を、日本を盛り上げたい」という思いからだという。
「私の領分は、『いいもの』を書くこと。文学を通して兵庫を、日本を元気にするお手伝いができれば光栄です」(玉岡さん)
※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2024年7月4、11日放送回より
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『平田オリザの舞台は但馬』
放送日時:毎週木曜日 13:00~13:25
放送局:ラジオ関西(AM 558khz / FM 91.1mhz)
パーソナリティー:平田オリザ、田名部真理
メール:oriza@jocr.jp
『ラジコ』では放送後1週間はタイムフリーでの聴取が可能。番組では、平田オリザさんが、ともにパーソナリティーを務める田名部真理さんと、これまでの自身の話しや演劇界への思い、移住拠点となっている兵庫・豊岡、但馬地域について、トークを進めていく。