【岡山・美作】 公開まで10年!“オール地元撮影” 映画『風の奏の君へ』ロケ地マップ完成〈PR〉 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【岡山・美作】 公開まで10年!“オール地元撮影” 映画『風の奏の君へ』ロケ地マップ完成〈PR〉

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 岡山県の北東部に位置する美作市。中国自動車道や智頭急行などにより関西方面からのアクセスが便利で、人気の観光スポットも多いという。美作を舞台した映画『風の奏の君へ』のロケ地となり、その“聖地巡礼”が新たな観光として注目されている。

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 『風の奏の君へ』は美作市出身の作家・あさのあつこの小説『透き通った風が吹いて』を原案に、同郷の大谷監督が自らの故郷への想いをのせて撮った。全てのシーンは美作・津山ロケで行われ、2024年6月7日に全国公開された。松下奈緒主演で、ほかに杉野遥亮・山村隆太(flumpool)等が出演している。

『風の奏の君へ』ロケ地・旧天空の茶畑

 このたび、今作のロケ地と市内のおすすめ観光地を掲載したマップが完成し、市役所や湯郷温泉の旅館等で配布中。郵送でも対応も可能だそう。「天空の茶畑」「リバーサイド湯郷」「旧因幡街道大原宿」「泰平橋」など、見ごたえたっぷりのスポットがラインナップ。

『風の奏の君へ』ロケ地・旧因幡街道大原宿

 実は、地元を舞台とした映画の企画自体は2014年から立ち上がっていた。しかし、資金が集められないなどの問題も発生し、一度は計画を断念しかけた時期もあったのだとか。そういった局面を乗り越え、2020年に映画化が決定したもののコロナ禍で撮影ができず更なる延期を強いられ、ようやく“オール地元ロケ”が叶ったのは2022年4月。企画発足から実に10年、ついに今年6月の公開に至った。

『風の奏の君へ』ロケ地・泰平橋

 地域で徐々に盛り上がりをみせているイベント「ゆのごうマルシェ」も見どころのひとつ。1月・2月・8月を除く毎月第三日曜日の8時~12時、湯郷温泉街にて催されている。旬の果物や野菜をはじめとした、地域の“おいしい”を集めたマルシェとなっている。食べ物の他にも、アクセサリーや小物などの雑貨販売やクラフト体験ができるショップも参加している。毎回出店数50店舗を超え、前回は過去最多の71だったという。

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 マルシェの次回開催は7月21日(日)を予定。「雨天中止」とのことだが、2021年の初開催から3周年を迎える今年の第31回開催までに、雨での中止はたった2回。さすが、「晴れの国おかやま」と言われるだけあるかもしれない。

※ラジオ関西「金曜Clip」 2024年7月19日放送回「岡山県北 美の国Clip」より

ゆのごうマルシェ(以前の様子)
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