開通50周年のJR湖西線 関西と北陸を結ぶ重要路線 琵琶湖&比良山系の眺望と高速運転が魅力 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

開通50周年のJR湖西線 関西と北陸を結ぶ重要路線 琵琶湖&比良山系の眺望と高速運転が魅力

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3966日吉大社
日吉大社
3960鶴喜そば
鶴喜そば

 1200年の歴史を誇る近江の名湯がそのまま駅名となった『おごと温泉』を過ぎると、次は湖西の中心地でかつては湖上交通の要衝として栄えた『堅田』(かたた)。近江八景の一つに数えられる浮御堂も有名ですよね。同駅がある堅田地区は琵琶湖が一番狭まったところにあり、琵琶湖大橋で対岸の守山市と結ばれています。

1322浮御堂
浮御堂
0726琵琶湖大橋
琵琶湖大橋

 びわ湖ローズタウンのある『小野』、難しい漢字の『和邇』(わに)を過ぎ、『蓬莱』を出ると右側の車窓に琵琶湖がきれいに見え始めます。そして左には1000メートル級の比良山系が迫ってきます。湖西線は踏切がなく全線高架のため130キロの高速運転が可能で、車窓からの景色も抜群なんです。

5985びわ湖
比良山系4942
比良山系

『志賀』からはびわ湖テラス行のバスが出ています。かつてはカーレーターでガタゴトと登っていましたが、今は高速ゴンドラで頂上まで一直線。標高1108メートルからの眺めは最高で、夏は下界とは10℃ほども違う別天地です。 

『比良』は比良登山の玄関口であり、びわこ成蹊スポーツ大学の最寄り駅。山側の北比良エリアには別荘・住宅地が広がり、おしゃれなカフェも増えてきました。また「比良とぴあ」は登山客にも人気の温泉です。

6518大学
びわこ成蹊スポーツ大学

 次は夏はレジャー客でにぎわう『近江舞子』。普通列車の多くはこの駅停まりとなります。ここは白砂青松の砂浜と松林がひろがる湖西随一のレジャースポット。子どもの頃、親と一緒に当時の江若鉄道でよく泳ぎに来たものです。ただ冬は比良おろしが吹きつけ、運転取り止めになることもままあります。

『近江舞子」から次の『北小松』あたりまでは、琵琶湖が最も眼前に迫ってくる美しい風景が広がりますので、車窓から目を離さないでください!

『北小松』を過ぎると大津市から高島市に入り、湖岸には湖中鳥居でおなじみの白髭神社が。道路の横断が危険なので、今は境内側にお立ち台が設置されています。

4926白髭神社
白髭神社
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