番組内では、「子どもの頃に不登校やひきこもり、自傷癖、摂食障害などを経験して、そんな経験があったからこそ水谷先生と出会うことができた」という伊吹さんが、自らの楽曲『明日への助走』を生歌で披露。川嶋さんも、「本当に言葉が突き刺さった」と感想を述べていました。
番組の最後に、川嶋さんから「今後どんな活動をしていきたいか」と問われた水谷さんは、「もうやりすぎている」と述べつつ、「夜のまちを回るのは、それが僕の人生そのものだから」と発言。「戦後の教育史のなかで、僕はたぶん日本で最も子どもたちを『殺した』教員だから。僕は亡くした子を『殺した』と思っている。僕を信じて、でも救い切れなかった……」という思いが、今でも夜回り活動、相談に応じる行動を継続する源になっているといいます。
そして、今、悩みを抱える人たちに、水谷先生は次のようにメッセージを寄せていました。
「人は人を救えない。だって、だれかにトイレに行ってもらったら、トイレに行かないですまないでしょ。だれかにご飯を食べてもらったらお腹いっぱいになるかといえば、ならないじゃないですか。自分の人生は自分の足で歩いていくしかない。その最初の一歩を、たとえば家の中にいる人間が、外に一歩出てくれれば、心を閉ざしていじめの恐怖で学校に行けなくなった子が一歩学校に入ってくれれば、そこからの手伝いはできる。救いは、まず自分が動くことからしか始まらない。それだけは覚えておいてほしい。(どうしようもない思い、悩みを抱えているなら)相談してほしい。それが私の仕事だから」
※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』より
(2024年7月14日放送回)
【番組公式ブログ】
「夜回り先生」こと水谷修先生と歌手の伊吹留香さんをゲストにお迎えしました!先生の元に届いた悩み相談のメールは実に106万件、関わった若者の数が55万人を超えるそうです。真摯に若者に寄り添い続ける先生の話に、私もスタッフも涙を堪えることが出来ませんでした! pic.twitter.com/HFD5kYMyFV
— 明日への扉〜いのちのラジオ+〜 (@asu_heno_tobira) July 11, 2024