北川ひかるが退団→海外移籍へ 新体制のINAC神戸 なでしこOG「開幕スタメンが予想できない!」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

北川ひかるが退団→海外移籍へ 新体制のINAC神戸 なでしこOG「開幕スタメンが予想できない!」

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 なでしこジャパンMF北川ひかる選手が海外移籍準備のため退団することが9日に決まった、女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサ。同日、2024-25シーズンのトップチーム新体制を明らかにしています。

INAC神戸レオネッサ

 GK山下杏也加選手(→マンチェスター・シティ/イングランド)、FW田中美南選手(→ユタ・ロイヤルズFC/アメリカ)に続いて、また1人、チームの主軸であり、なでしこのパリ五輪メンバーが海外挑戦のためINAC神戸から去ることになり、新シーズン開幕前のWEリーグにとっても大きなトピックとなりました。

 石川県出身の北川選手は、JFAアカデミー福島、浦和レッドダイヤモンズレディース(現:三菱重工浦和レッズレディース)、アルビレックス新潟レディースを経て、2023-24シーズンからINAC神戸でプレー。リーグ戦全22試合出場6得点、カップ戦5試合出場という実績を残し、左サイドで獅子奮迅の活躍を見せてチームの皇后杯制覇に大きく貢献しただけでなく、なでしこへの復帰も果たすなど、港町でその才能を輝かせた選手の1人です。

 クラブを通じて発表したコメントで、「1年前、海外挑戦も考えていた私に、まだ日本に残る重要性とINAC神戸での展望を伝え、迎え入れてくださった安本(卓史)社長をはじめ、ともに戦ってきた監督・チームメイト・スタッフの皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました」と、海外移籍を以前から目指していたことを明かした、北川選手。

北川ひかる選手 (C)INAC KOBE LEONESSA

「1年という短い間でしたが、INAC神戸では今まで見たことのなかった新しい景色をいくつも見ることができました。試合に勝ったときはみんなで喜び、苦しいときは『equipo!!』と言いながら乗り越えてきた日々が私にとってかけがえのない時間でした」と、INAC神戸での1シーズンはサッカー選手として大変貴重なものになったよう。

 スポンサーやファン・サポーターなどへの感謝を述べたうえで、「これからさらなる成長を目指し、海の向こうから皆さんに吉報を届けられるように努力していきます。本当にありがとうございました!」と、今後の意気込みを語っています。

 この移籍を受けて、元なでしこジャパンDF川上直子氏は、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)8月12日放送回の生放送で感想をコメント。「安本社長のなかでも(北川選手に)海外志向があるんだなというのはわかっていたと思う。なでしこジャパンの選手は海外で活躍している選手が多いので、選手みんな『海外に行かないと置いていかれるんじゃないか』という気持ちは少なからずあるのかなと思う。選手人生は短いし、自分の思うように(進むべき)。海外に行くのはいまだと思ったと思うので、活躍を願うばかり」と、北川選手にエールを送っていました。

川上直子氏(右)
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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2024/08/12/月 18:30-19:00

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