国内屈指の高級住宅街として知られる兵庫県芦屋市。歴史・文化豊かで、上質なものとの関わりが深い一方、意外な横顔も存在するといいます。そんな芦屋の最新トピックを、芦屋でフリーペーパーや地域情報サイトを手がける『芦屋人(あしやびと)』のスタッフが紹介します。今回は、ワンちゃんのダンス教室をご紹介します。
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芦屋の情報サイト「芦屋人」のコラムに向けた取材をしていると、犬の幼稚園やヨガ教室など、まるで人間と同じような教室の話を耳にします。
隣接する神戸市に近い、芦屋市津知町の「Total Pet Care Kabs(トータルペットケアカブス)」(以下、カブス)で開催しているワンちゃんのダンス教室が人気だと聞き、見学・取材してきました。
カブスは、ペットの幼稚園から訪問介護・デイサービスまで手掛けています。“幼稚園生”は、いわゆるしつけ教室の他に、ダンス教室や筋トレ教室、ドッグスポーツの教室なども受けることができるのだそう。
この日のダンス教室は上級クラスの日で、こちらで毎年12月に行っている発表会に向けてのレッスンでした。ダンスには初級クラスもあり、そちらからクラスアップしてきた基本的なコマンド(動作の支持)ができるワンちゃん達なのでみんな優秀です。ワンちゃんたちはかわいいお洋服に身を包みクリスマスソングに合わせて、ステージでの移動やポジションの確認をしていました。
飼い主さんがポーズやジャンプの指示を出し、できるとおやつをあげて褒めます。遅れてしまう動きは、トレーナーさんから指示の出し方のコツを教わると、どんどんワンちゃんが指示通りにできるようになっていきます。
休憩もはさみつつ1時間のレッスン。ワンちゃんたちが集中力を欠くことなくダンスを楽しんでいて、その姿は思わず「賢い!可愛い!」と声に出してしまうほど。
代表の松浦結さんにこのダンス教室のメリットをお聞きすると、「ダンスはコマンドの連続なので、集中力が必要です。ダンスを通じて集中し、飼い主さんが何をしてほしいのか犬が理解できるようになると、言葉が通じているように感じるんですよ。問題行動の改善にもつながるんです」とのこと。