また、芦屋のお店で店頭に立つ市外出身の方に、芦屋の人の客観的な印象を聞くと「散歩する犬が洋服を着ている率が高い」という声や、仕事でお客様のご自宅へ行ったら、玄関にワンちゃん用のクローゼットがあって「お散歩の時に着る服を毎日ここで選んでます」と言われた……なんて話もを聞いたことがあるのですが、まさにダンス教室のレッスンに参加している飼い主さんは、ワンちゃんとおそろいの服を着用されていました。
お話を聞くと「たまに違う服を着たら皆に『夫婦げんかでもしたの？』って言われちゃって。それからは外出する時は絶対おそろいの服なんです」とのこと。この方は、幼稚園とデイサービスにもワンちゃんを預けて外出されていました。
幼稚園の様子も見学すると、十数頭いても誰も吠えることなくちょこちょこと動き回っていて、好奇心旺盛な子は寄ってきて挨拶をしてくれました。
ワンちゃんたちにも芦屋らしい上品さを感じるひと時でした。
（取材・文＝株式会社芦屋人 杉本せつこ）
